ステークホルダーエンゲージメント

「フェアプレー」「フレンドシップ」「ファイティング・スピリット」を大切にし、持続可能な社会の実現と美しい地球環境の保全に貢献するためには、様々なステークホルダーとの協力が欠かせません。ミズノでは、ステークホルダーからの要請、期待、意見、評価などに真摯に耳を傾け、学び、事業活動に反映させていくことが重要だと考えています。

主なステークホルダー

※事業への関連性や提起された課題の重要性に基づき選定、対応
ステークホルダー 主なコミュニケーション機会 具体的な対応例
顧客 お客様相談センター
ソーシャル・メディア

Web上の書き込みによる間接的な苦情(サイレントカスタマー)へミズノ側から連絡を取り対応するアクティブサポートを実施。

従業員 経営層と従業員との懇親会
労使間協議

社長や経営幹部と従業員が直接対話する場の設定と継続実施。

サプライヤー

キャパシティー・ビルディング

訪問監査・個別対話

・CSRセミナー開催:新たにキャパシティー・ビルディングの取り組みとして「ミズノCSRセミナー」を中国・東莞で10月に開催。仕入先12社20名を対象にCSR調達への理解を深めていただくことを目的に、現地法令や是正対策なども盛り込んだ内容で実施。

・訪問監査(国内):ミズノのCSR担当者が監査員として訪問しCSR監査を実施。短期間での改善が難しいとの声に対し、難易度や費用面も考慮した優先順位を対話によって一緒に検討。工場での単独での取組みが難しいケースでは、社会保険労務士を紹介している例もあり。

・監査立会いによる対話:新規参入国、主要工場の監査立会いにより、法律と現場との乖離や、是正難易度の確認などを実施。クロージングミーティングでは、是正可能なレベルを確認。仕入先や現地駐在社員にも立ち会ってもらうことで課題を共有。

・追跡監査となった工場との対話:監査でC、Dランクとなった工場とは個別に面談を繰り返し、追跡監査に向けて是正の進捗度合いや状況を細かくチェック。

・取引(生産)開始前の対話:新規で取引を開始する仕入先に対して、個別にCSR調達説明会を実施。ミズノの方針、監査について説明。

・グローバルイクイップメントプロダクト部による工場説明会:毎年実施している年度初めの協力工場懇談会にて、CSR調達について、世界の潮流、ミズノの方針・ルールの確認、前年度の監査のフィードバックを実施。

取引先 全国ミズノ会
方針発表会・懇親会

営業部門だけでなく商品企画担当者も取引先との懇親会に出席し、異なる視点からコミュニケーションを取れるよう対応。

地域コミュニティ 工場説明会(リスクコミュニケーション)

ミズノテクニクス(株)波賀工場、山崎ランバード工場にて、地元である宍粟市市長、環境課課長、地域の自治会長等を招いて、ミズノのCSR活動や、工場における環境保全活動について対話を実施。

NGO/NPO 協働プログラムへの参加
個別ダイアログ

・アムネスティ・インターナショナル日本(NGO)との個別ダイアログ

年に1度、アムネスティ・インターナショナル日本企業担当者との面談により、1年間の活動報告と今後の方向性など意見交換を実施。また、アムネスティ・インターナショナル日本が主催する映画祭「アムネスティ・フィルム・フェスティバル2017」に協賛。

ケア・インターナショナルジャパン(NGO)主催のキャンペーン「Walk in Her Shoes」に協力。

・大阪ライフサポート協会(NPO)との心肺蘇生法の普及・啓発活動の協働。

株主/投資家 株主総会

・CSR情報も盛り込んだ会社案内「Year Book2016」を株主総会で配布。

・株主総会招集通知の早期発送や英文招集通知の作成、ホームページ上での開示。

エンゲージメント事例

サプライヤーとのコミュニケーション

製造委託先工場で働く労働者の人権や労働安全衛生の確保、工場の環境保全活動推進を含むCSR調達活動を推進するために、生産に係るサプライヤーや現地職員と積極的なコミュニケーションを図っています。監査の際には、フォローアップミーティングを行い、サプライヤーにおける現状の把握と、必要なアドバイスを行っています。

従業員と経営層との対話

経営層と従業員(現場)との意見交換を通じ、現場の声を経営層へ、そして経営層の想いを現場に伝える場として、ミズノのブランドスローガンである「明日は、きっと、できる。」をテーマにした対話会を開催しています。ワークショップを通じて、経営層と従業員だけでなく、異なる部署間、また、異なる世代間の意志の疎通が可能となり、多くの気づきと改善を促す機会となっています。

労働組合との協働 「グローバル枠組み協定」

グローバル枠組み協定の署名者であるUAゼンセン、ミズノユニオンと2016年12月13日に定期情報交換会を行いました。2015年度と2016年度上期までのミズノのCSR調達の取組み実績や懸案事項などについて報告し、労働組合側の関心事項や動きについて情報提供をしていただきました。

NGOとの協働

途上国の女性や子どもの支援活動を行っている、公益財団法人「ケア・インターナショナル ジャパン」が主催するキャンペーン、歩く国際協力「Walk in Her Shoes」に2013年から協賛しており、2016年度も景品の提供のほか、大阪と東京で開催された「チャリティーウォーク」では、コース設定、ウォーキング引率などの協力をしました。東京イベントでは64名、大阪イベントでは48名の方が参加され、新緑の中でウォーキングを楽しみました。

ステークホルダーエンゲージメントプログラムへの参加

国際的に対応が求められる国連「ビジネスと人権に関する指導原則」への理解と自社に関連する人権課題の把握を目的として、経済人コー円卓会議日本委員会の主催するステークホルダー・エンゲージメント・プログラム(人権デュー・ディリジェンス・ワークショップ)注1に参加し、他企業からの参加者、NGO/NPO、有識者とともに、業界毎に特に関連性の高い人権課題について議論を行いました。本ワークショップを通じて特定されたアパレル・フットウェア業界において重要な人権課題については、優先して取り組むべき重点課題選定の際に参考にしています。

(注)1.ステークホルダー・エンゲージメント・プログラム