人材の開発と育成

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ミズノは、「より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する」ことを経営理念とし、この理念を具現化するために⻑期的、継続的かつ計画的に人材の開発・育成を図っています。
ミズノ社員は、⼀人ひとりが人格の向上と能⼒の開発につとめ、その成果を日常の業務活動の中で発揮することにより、働きがいを創出するものとしています。

人材育成施策

ミズノでは、企業DNAを学ぶ理念教育をベースとして、各階層において求められる共通のスキル・能力を習得する階層別教育、個別具体的な経営課題の解決に必要な専門的なスキルの習得を目的とする目的別教育、自ら学ぶ従業員をサポートする自己研鑽の支援と、大きく3つのアプローチにより、従業員の能力開発をおこなっています。
ミズノでは、2016年度、正社員一人あたり年間36時間の研修を行いました[*d]。

 

理念(企業DNA)教育 「創業者精神・経営理念・3つのF」をベースに、グローバルでミズノイズムを理解・共有する

階層別教育

各階層毎に求められる全社員共通の基本能力・スキルの付与

目的別教育

個別具体的な経営課題の解決に必要な能力・スキルの付与

自己研鑽支援

個別具体的な経営課題の解決に必要な能力・スキルの付与

従業員の挑戦を支援する制度

ミズノフリーエージェント制 [*d]
(内容) 従業員の自己実現を支援するとともに、全従業員の挑戦意欲の高揚と社内活性化を図ることをひとつの目的としています。部署からの求人票に応募する「求人型」と、自己の能力を発揮することによって、さらに拡大が図れる業務を申請する「業務申請型」の従来のものに加え、2010年度より「社内起業提案型」を導入し、さらに充実を図っています。
(実績) 2016年度 20名
技能職マイスター・クラフト制度 [*e] 注1
(内容) 優秀なクラフトマンの育成、技能職従業員の活性化、技術レベルの向上を図るとともに、その卓越した技能を伝承していくために、"匠の技"を保有している従業員に「マイスター」「クラフト」という称号を与え、手当を支給しています。
(実績) 2016年度 8名
職務発明報奨制度 [*b] 注2
(内容) 斬新で独創的な商品開発が継続して行われることを目的とした職務発明報奨制度。特許法等に基づき、従業員の業務に関連する発明等(職務発明)を適正に評価し報奨を授与するとともに、積極的に発明に取り組むことを奨励しています。報奨金額は売上金額や発明者等の貢献度などをもとに算出し、上限は設けていません。
(実績) 2016年度 9件のべ16名(退職者除く)
海外研修勤務制度 [*d]
(内容) 海外での勤務を経験することで担当業務に関する専門的知識・技能の習得と同時に、若手従業員の視野を広め、海外展開の際の核となる人材を養成することを目的とした制度。勤務地は、本人の希望・キャリアおよび人員計画などを基に、海外支店および関係会社の中から決定され、2年間の海外での業務に取り組みます。
(実績) 2016年度 3名
国内 社会MBA(経営学専門職大学院)等通学支援制度 [*d]
(内容) ビジネス全般に関する専門的知識習得と同時に、人脈、論理的思考力を身に付け、視野を広めることを目指す従業員の支援を目的とした制度。費用を一旦会社から貸与し、修了後3年間継続勤務した場合には返済を免除。
(実績) 2016年度 新規1名、通学中4名
社外ビジネススクール通学支援制度 [*d]
(内容) ビジネスの基礎能力である論理的思考力を身に付け、人脈形成や視野を広げることを目指す従業員の支援を目的とした制度。受講料の半額を会社が負担し、成績優秀者は授業料全額を支援。
(実績) 2016年度 20名
(注)1.報告対象範囲は、ミズノ株式会社およびミズノテクニクス株式会社
   2.報告対象範囲は、ミズノ株式会社および一部の国内ミズノグループ会社

アワード・インセンティブ

クリエーター・オブ・ザ・イヤー

ミズノでは、卸営業、通販コーポレートアパレル営業、スポーツ施設営業に関わる営業担当者を、お得意先様の課題解決に向けたさまざまな取り組みを創造する「クリエーター」と呼んでいます。年間の営業活動の中で業績に大きく貢献した優秀なクリエーターを「クリエーター・オブ・ザ・イヤー」として年度表彰し、他のクリエーターの手本となるよう奨励しています。2016年度は3件が表彰されました。

ミズノ表彰制度

従業員の士気高揚と人材の活性化をはかることを目的として、年度内において具体的な成果をあげ、社業発展に寄与した者を創立努力記念式典で表彰しています。2016年度は125件のべ333名が表彰され、大賞受賞は3件でした。

QCD-KAIZEN・V-KAIZEN

主に製造部門や間接部門における日常の業務効率化を進めることを目的に、「QCD-KAIZEN」や「V-KAIZEN」と称した改善活動を実施しています。上海ミズノや香港ミズノなどの海外事業場や国内子会社の「セノーグループ」も参加する「QCDグローバル大会」は年2回実施し、最優秀賞(GOLD)1チーム、優秀賞(SILVER)2チームが表彰されました。 間接部門の「V-KAIZEN」活動においても、年間活動の最優秀賞・優秀賞を表彰し、参加部門メンバーのモチベーションアップにもつながっています。

公正に評価する仕組み

ミズノでは、年齢や年功にかかわらず、「日々の行動に裏付けされた発揮能力」、「役割」、「業績への貢献度」の3つを評価の機軸とする人事評価制度を導入しています。また、全正社員を対象として、半期に1回、直属の上司と自身の業績評価結果のフィードバックとキャリアプランについての話し合いをおこなう制度を設けています。

2016年度 人事評価を受けている従業員の比率 [*c]

対象 比率
男性

正社員、契約社員、アルバイト、嘱託

100%

女性

正社員、契約社員、アルバイト、嘱託

100%

今後の課題

現行の人事評価制度導入から10年が経過し、人事評価基準の明確性、評価結果の透明性については一定の成果を出しており、今後は、より納得性を高め、社員の動機づけや行動変革につながる仕組みの構築を進めていきます。