製品に関するコミュニケーション

  • 重要課題

  • GRI Standards

  • 417

製品のラベリング

ミズノでは、お客様が適切に製品を選択できるよう、充分な情報提供を行うことが重要だと考えています。そのために、関連法規に基づく製品ラベル表示だけでなく、店頭POPやウェブサイト等を活用し、積極的に製品関連情報の開示を進めています。

開示内容については、表示管理規定に従い、内容の正確性と適切性について確認しています。具体的には、製品の優位性について記載する際は誤認のないよう正確でわかりやすい表現にするとともに、機能性を表現する際には裏づけとなる試験・実験などの資料があることを条件としています。申請には、ワークフローによる申請システムを用い、法務部門、宣伝部門などの関係部門全てが、効果的・効率的に内容を確認し、判定できる仕組みを運用しています。申請前の自主確認の仕組みの整備も進めており、機能性表現については申請者自らが申請前に表現の適切性を確認し、優良誤認を与えないよう工夫できるようにしています。

また、表示の正確性と適切性以外に、他社製品との比較ができることもお客様の観点からは重要です。ミズノでは、同業他社と協力して表示に関する統一ガイドラインを作成し、行政当局の承認を得て公開するなど、業界全体での統一表示の実現にも貢献しています。

なお、2016年度は製品およびサービスの情報とラベリングに関する品質表示ミス事例はありませんでした。

不良品発生時の不良品・回収品に関するコミュニケーション

ミズノでは、不良品発生時にはミズノのウェブサイト上で、迅速かつ的確に不良品の告知をしています。2016年度は3件の告知を行いました。

製品不良や品質表示ミスなどで、ホームページ内に「ミズノ製品に関する重要なお知らせ」として告知した総件数

2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
告知件数 2 5 5 5 3

安全に製品を使っていただくためのコミュニケーション

スポーツ製品の使用にあたっては、生産者側の製品の安全性および品質の確保はもちろんのことですが、使用者側の正しい利用とスポーツに対する安全意識が欠かせません。ミズノでは、カタログや取扱説明書、広告、ニュースリリース、店頭ちらし、またお客様相談センターでの問い合わせ対応等の様々な手段を通じ、お客様への商品情報提供を行っています。

できる限りわかりやすく安全な取扱いについての情報をお伝えするため、取扱説明書では専門用語の使用を極力避け、図解によるわかりやすい説明を心がけています。また、お客様相談センターへの問い合せ内容から、取り扱い方法のわかりにくい製品に説明書を追加するなどの対応も行っています。ホームページ上にはお客様からの「よくあるお問い合わせ(Q&A、取扱説明書)」コーナーを設け、シューズやウエア、種目ごとに、選び方やお手入れ方法などに関するマメ知識も紹介しています。また、取り扱いを間違える事故につながるような製品に関しては、PL表示などを含め、より具体的な取扱説明などの情報を掲載しています。

安全に製品を使っていただくために

スポーツシューズには個別に取扱説明書を添付していますが、スポーツシューズをより長く安全に使用していただくため、JASPO(一般社団法人 スポーツ用品工業協会)に働きかけ、JASPOに参加しているスポーツメーカー11社で共通のリーフレット「スポーツシューズガイドブック」を作成、配布し、ミズノホームページでも公開しています。
このガイドブックには、購入の際の試し履きのポイント、シューズ選びのポイント、履く(脱ぐ)時の注意事項、長く使用していただくためのポイントなどをイラストも交えわかりやすく解説しています。

今後の課題

  • 製品を企画、設計、開発、製造するために必要な基礎知識を、従業員一人ひとりがしっかりと会得で きるよう、社内教育の充実を推進します。
  • セノー株式会社で製造・販売しているスポーツ器具の安全面に関し、標準使用年数を超えた古い製品についても十分な案内が出来るよう、過去の納品実績データの整理を行い、事故を未然に防ぐ体制作りを進めています。