スポーツを通じた健康寿命の延伸

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世界に先駆けて高齢化が進行する日本においては、平均寿命の延びと共に不健康な期間も伸びることが予想されており(厚生労働省「厚生労働白書」)、平均寿命を延ばすだけでなく、健康寿命(「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」)を延伸することが、一人ひとりの生活の質を保ち豊かな生活を送るためにも、また、医療費等の社会的負担を軽減するためにも重要となってきています。

安全で楽しく効果的な体力向上プログラムの開発・提供

ミズノでは、これまで培ってきたトレーニングに関する技術や知見を活かし、介護予防に必要と言われる抗重力筋や腰周りや膝周りへアプローチする運動プログラムを開発し、運営施設や出張教室などで展開しています。また、中高齢者向け健康運動プログラム「ラララフィット」や「ラララサーキット」などミズノ機能性ツールを使った運動プログラムも独自で開発しており、必要な運動を楽しみながら継続できるようにすることで健康寿命の延伸を支援しています。

健康寿命の延伸に向けた地域との協働

ミズノは、行政機関との協働のもと、地域における中高年の健康増進プログラムの支援も行い、体力面の向上だけでなく、地域のネットワークづくりにも貢献しています。
ミズノスポーツサービス㈱では、2017年1月より大阪府松原市の公共施設「まつばらテラス(輝)」の運動及び文化系プログラムの運営を開始しました。「まつばらテラス(輝)」は、様々な年代の市民相互交流を促進し、連帯感あふれるまちづくりの推進を目的として建てられた松原市の施設です。住民同士の交流や生涯学習の拠点となるよう、楽しみながら協調性や自主性を養う子ども育成プログラムや高齢者向け健康増進プログラムを展開し、松原市民の「健康・学び・交流づくり」に貢献します。
また、「ノルディック・ウォーク」を取り入れた健康づくりの取り組みを、新居浜市、尾張旭市、高浜市、下関市などと協働で進めています。

健康寿命の延伸に関するプログラムの実績

ノルディック・ウォーク講習

(内容)

ノルディックポールを使った高齢者向けのストレッチや筋力トレーニング、歩行をプログラムとして提供しています。ポールを持つ事で基底面を増やし安定性を向上させて運動することができ、より安全に必要な筋力を向上させることができます。

(実績)

2016年度は134回開催し、3,220名が参加

ラララフィット

(内容)

ミズノのオリジナルツールを使い「できる」「楽しむ」「つづく」をコンセプトとした60歳からの健康運動プログラムです。運動器に特化し、「腰」「膝」「歩行」「バランス」の4つの部位の強化を目指しています。

(実績)

2016年度は18施設で開催し、1,490名が参加

ラララサーキット

(内容)

関節に優しい油圧式のトレーニング機器による無酸素運動と、リズムに合わせて行なう有酸素運動を組み合わせたサーキットトレーニングで、有酸素パートにはミズノのオリジナル運動ツールを使っています。

(実績)

2016年度は16回開催し、964名が参加

ウォーキング講習

(内容)

一人でも手軽に取り組める運動であるウォーキングの講習です。正しい姿勢、歩行、リハビリ体操、足指ストレッチ等、運動が苦手な高齢者でも参加できます。

(実績)

2016年度は60回開催し、1,534名が参加

 

ラララフィットプログラム参加者の声~

・教室に参加するようになって、身体を動かす事に関心を持つようになった。
・買い物の荷物を持つことが出来るようになった。
・ケンケンが出来なかったが、出来るようになった。
・早歩きで歩行が出来るようになった。
・インストラクターの筋肉を鍛える理由の説明もわかりやすい。

自治体との協働
ラララフィット
ノルディック・ウォーク講習

今後の課題

  • 自立している元気な高齢者に、スポーツで培ったノウハウを活かしたよりよい運動プログラムを開発していきます。また、認知症予防等に関する高齢者向けプログラムづくりとその指導者育成を進めていきます。
  • 高齢者の特徴などを理解したホスピタリティーのあるスタッフの育成と、全国での展開を目指します。
  • 運動から遠ざかっている人たちに楽しくて効果が見込めるプログラム開発を進めていきます。特に働き盛り世代に対して、「ながら運動」などをプログラム化し、運動不足対策を促進していきます。