知的財産の保護

  • 重要課題

ミズノでは、ミズノ倫理規範の中で、「1)社内で創出された知的財産の保護を徹底する。2)第三者の知的財産を尊重し、侵害しない。」と規定し、国内外で特許、実用新案、意匠、商標などの知的財産権を積極的に取得し活用を進めています。自社の知的財産については、「ミズノの保全管理する知的財産に関するガイドライン(知的財産ガイドライン)」を定めるとともに、新しく販売する商品に関連した第三者の知的財産権を侵害しないよう事前に調査しています。同時に、模倣品の摘発に努め、ミズノのブランド価値および利用者の安全の確保に努めています。

自社の知的財産の保護

知的財産取得の奨励

ミズノでは、技術面での様々な特許や商標を保有しており、その保護に努めています。知的財産に携わる従業員に対して知的財産教育を実施し、2017年度は10名を超える従業員が知的財産管理技能士の資格を取得しました。また、特許出願、実用新案、意匠に対して賞を認定する発明奨励活動により、積極的に特許等を取得することを奨励しており、2017年度登録賞表彰対象の特許は22件、意匠7件でした。

模倣品の摘発

ミズノブランドの劣悪な模倣品が販売されると、自社の社会的信用の失墜につながるだけでなく、事故など使用者の安全にも大きな影響を与えることになります。ミズノでは、製造拠点である海外工場近辺において、調査会社からの情報によっては模倣品製造工場に踏み込み模倣品を押収しています。また、販売国においては、入荷する際の税関での差し止めや販売店での調査・摘発を行っています。インターネット販売など商取引の変化に対応し、グローバル市場主要eコマースサイト上での模倣品販売状況の調査、および出荷停止などの対応を強化したことで、2017年度は8,000件を超える模造品出品に対して権利行使を行いました。

他者の知的財産の尊重

他者の知的財産の尊重のための仕組み

ミズノは、ブランドやデザイン、特許、有名選手の肖像など多くの知的財産を利用しながら事業活動を行っています。開発から販売に至るどの段階においても、他者の知的財産を無断使用することがないよう、2008年8月に「ミズノの保全管理する知的財産に関するガイドライン(知的財産ガイドライン)」を定め、 2016年には「ミズノデザインオーダーガイドライン」をホームページ上に掲載することで、社内に周知徹底するだけでなく、取引先にも知的財産の重要性を理解し、遵守するよう求めています。
また、商品だけでなく、広告制作物に関しても、肖像権、商標権、景品表示法、品質表示法などの各種権利や法令の違反をなくすため、これを確認するシステムを構築し、事前チェックを行っています。 雑誌広告、WEB広告、店頭ポスターなど全ての広告制作物は、一般に公開される前にデータベース上で審査・判定部門の承認を受ける仕組みを構築し運用しています。

新しい商品分野への参入に際しては、他者の権利技術範囲に一層の注意を払い、企画・開発段階でのデザインレビューにて再度確認を行っています。

今後の課題

  • 自社保有の知的財産と事業との関わりを全社員へ更に周知することで、知的財産に対する関心を高め、価値観の共有を進めていきます。そうすることが、保有する知的財産の効果的な保護に繋がると考えています。
  • 巧妙化する模倣品製造・販売手法を関係各社と連携し状況把握を行い、その対処を継続的に行っていきます。