取引開始前のサプライヤーCSR事前評価

  • 重要課題

新規サプライヤー候補工場のCSR事前評価

ミズノでは、CSR調達を確かなものとするためには取引前の事前評価が重要であるという考えから、ミズノCSR調達規程に基づき「新規サプライヤーに対するCSR事前評価」の仕組みを設け、主要な新規サプライヤー候補工場に対し人権評価、労働慣行評価、環境評価を実施しています。CSR事前評価のための監査を実施する際は、事前に「ミズノCSR調達行動規範」、「ミズノCSR誓約書」、「ミズノCSR自己診断チェックリスト」の3文書を渡し、解説書である「ミズノCSR調達ガイドライン」を用いて説明を行ってCSR調達への理解を求めます。その上で実施した監査の評価結果が取引開始の条件である評価C(70-79)以下だった工場に対しては、CSR監査報告書に基づく是正計画・報告書の送付後、是正計画内容の協議、現場訪問、是正指導を行い、条件に適合したことを確認した後に取引を開始することで、CSR調達を確かなものとしています。

新規サプライヤー候補工場CSR事前評価の流れ

新規サプライヤー候補工場CSR事前評価実施率(人権・労働慣行・環境スクリーニングの実施比率)

2017年度には、全新規サプライヤー候補にあたる14件の事前評価(監査)を行い、評価C以下は3工場でした。それらの工場に対しては、約6ヵ月後の外部監査機関による追跡監査によって評価Aとなった1件について取引開始を承認しました。他の1件については取引を中止し、もう1件については追跡中となっています。

CSR監査で評価ランクC以下だった場合の是正の取り組み

ミズノでは、事前評価で評価ランクC以下であった工場に対しては、工場の責任者あるいはサプライヤーの担当者とミズノの生産担当者、法務・CSR課でミーティングを持ち、是正項目一つひとつに具体的な改善方法についてアドバイスを行っています。是正指導を行い、取引開始条件であるB以上に到達するよう、サプライヤーとの持続的な関係構築を目指しています。

今後の課題

  • 新規サプライヤー候補の工場ではCSR監査の結果がCランク以下となる場合があるため、Cランク評価となった工場の是正指導と追跡監査での早期合格を目指します。
  • 新たな製造委託先国への進出が増加する中で、現地の文化・風習・習慣への理解に努めるとともに、現地の法令や人権リスクについて研究します。