取引開始前のサプライヤーCSR事前評価

  • 重要課題

新規サプライヤー候補工場のCSR事前評価

ミズノでは、CSR調達を確かなものとするためには取引前の事前評価が重要であるという考えから、ミズノCSR調達規程に基づき「新規サプライヤーに対するCSR事前評価」の仕組みを設け、主要な新規サプライヤー候補工場に対し人権評価、労働慣行評価、環境評価を実施しています。CSR事前評価のための監査を実施する際は、事前に「ミズノCSR調達行動規範」、「ミズノCSR誓約書」、「ミズノCSR自己診断チェックリスト」の3文書を渡し、解説書である「ミズノCSR調達ガイドライン」を用いて説明を行ってCSR調達への理解を求めます。その上で実施した監査の評価結果が取引開始の条件である評価B(80-89)に満たなかった工場に対しては、CSR監査報告書に基づく是正計画・報告書の送付後、是正計画内容の協議、現場訪問、是正指導を行い、条件に適合したことを確認した後に取引を開始することで、CSR調達を確かなものとしています。

新規サプライヤー候補工場CSR事前評価の流れ

新規サプライヤー候補工場CSR事前評価実施率(人権・労働慣行・環境側面のモニタリング実施比率)

2019年度には、全新規サプライヤー候補にあたる9件の事前評価(監査)を行い、評価Aが4社、評価Bが1社、評価Cが2社、評価Dが2社でした。評価C以下の4社は、追跡監査を実施予定です。

CSR監査で評価C以下だった場合の是正の取り組み

ミズノでは、事前評価で評価C以下であった工場に対しては、まず、CSR担当部門からミズノのサプライヤーの担当者を通して、結果のフィードバックをします。その上で、不適合と指摘された項目の具体的な改善方法について、サプライヤーに対してアドバイスをするなど,取引開始条件である評価B以上に到達するまで、フォローアップしていきます。

CSR調達行動規範の各国語訳の作成と配布

ミズノCSR調達行動規範については、これまで日本語、中国語、英語の3か国語を作成しサプライヤーおよび委託先工場に配布していました。2018年には、工場で働く従業員への理解を促すために、工場がある現地の言語への翻訳を行いました。2019年度末時点では以下の言語を用意しています。
(アイウエオ順)
イタリア語、インドネシア語、ウルドゥー語、英語、韓国語、クメール語、スペイン語、タイ語、中国語(繁体字、簡体字)、ドイツ語、トルコ語、日本語、ブルガリア語、ベトナム語、ポルトガル語、ベンガル語、マラヤ語、ミャンマー語、ラオ語、リトアニア語、ルーマニア語 (以上22言語)

ミズノCSR調達行動規範の翻訳

今後の課題

グローバル化の進展にともないサプライチェーンもグローバルに拡大しています。新たなサプライヤーからの調達が今後も増えることが予想され、引き続き新規サプライヤーに対する事前評価を確実に実施してきます。