製品に関するコミュニケーション

  • 重要課題

製品の情報提供

ミズノでは、お客様が適切に製品を選択できるよう、十分な情報提供を行うことが重要だと考えています。製品に取り付けるラベルや説明書による表示だけでなく、店頭POPやウェブサイト等を活用し、積極的に製品関連情報の開示を進めています

開示内容については、表示に関連する法規や業界の規約を遵守し、表示管理規定に従い、内容の正確性と適切性について確認しています。具体的には、製品の優位性について記載する際は誤認のないよう正確でわかりやすい表現にするとともに、機能性を表現する際には裏づけとなる試験・実験などの資料があることを条件としています。ワークフローによる申請システムを用い、品質保証部、法務部などの関係部門全てが、効果的・効率的に内容を確認し、判定できる仕組みを運用しています。申請前の自主確認の仕組みの整備も進めており、機能性表現については申請者自らが申請前に表現の適切性を確認し、優良誤認を与えないよう工夫できるようにしています。[*c] なお、2019年度は表示の不備により2件のリコールを実施しましたが、問題点を確認し、プロセスを再整備しました。

不良品発生時の不良・回収に関するコミュニケーション

ミズノでは、不良品発生時にはミズノのウェブサイト上で、迅速かつ的確に不良品の告知をしています。2019年度は5件の告知を行いました。

製品不良や品質表示ミスなどで、ホームページ内に「ミズノ製品に関する重要なお知らせ」として告知した総件数

2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
告知件数 5 2 5 9 5

安全に製品を使っていただくためのコミュニケーション

スポーツ用品の使用にあたっては、お客様の正しい利用とスポーツに対する安全意識も欠かせません。ミズノでは、カタログや取扱説明書、広告、ニュースリリース、店頭ちらし、またミズノお客様相談センターでの問い合わせ対応等の様々な手段を通じ、お客様への製品情報提供を行っています。 できる限りわかりやすく安全な取り扱いについての情報をお伝えするため、取扱説明書では専門用語の使用を極力避け、図解によるわかりやすい説明を心がけています。 また、ミズノお客様相談センターへのお問い合せ内容を分析し、取り扱い方法のわかりにくい製品に説明書を追加するなどの対応も行っています。ホームページ上にはお客様からの「よくあるお問い合わせ(Q&A、取扱説明書)」コーナーを設け、シューズやウエアごと、種目ごとに、選び方やお手入れ方法などに関するマメ知識も紹介しています。取り扱いを間違えると事故につながるような製品に関しては、PL表示などを含め、より具体的な取り扱い説明などの情報を掲載しています。

安全に製品を使っていただくために

スポーツシューズには個別に取扱説明書を添付していますが、スポーツシューズをより長く安全に使用していただくため、JASPO(一般社団法人 日本スポーツ用品工業協会)に働きかけ、JASPOに参加しているスポーツメーカー11社で共通のリーフレット「スポーツシューズガイドブック」を活用することとし、その内容はミズノホームページでも公開しています。 このガイドブックには、使用上の注意事項、購入の際の試し履きのポイント、シューズ選びのポイント、履く(脱ぐ)時の注意事項、長く使用していただくためのポイントなどをイラストも交えわかりやすく解説しています。

新しい取り組み

トレーニング器具や健康増進器具では、組み立て方法、ご使用方法、注意事項等を添付の取扱説明書に記載していますが、より具体的にお伝えするため、紙の取扱説明書に加えてDVDの添付やホームぺージ上で動画を公開する等の取り組みを一部で始めています。

今後の課題

  • 製品を企画、設計、開発、製造するために必要な基礎知識を、従業員一人ひとりがしっかりと身につけられるよう、社内教育の充実を図ります
  • 新規市場への参入等による扱い製品の多様化やサプライチェーンの複雑化に対応するため、製品企画開発の情報を早期段階から社内で共有する仕組みづくりに取り組んでいます。
  • セノー株式会社で製造・販売しているスポーツ器具・健康器具の安全面に関し、標準使用期間を超えた古い製品についても十分な案内が出来るよう、外部機関の協力で案内方法を見直したり、過去の納品実績データの整理を行うなど、事故を未然に防ぐ体制作りを進めています。