ライフサイクルを通じた地球環境問題への責任
主要取り組み指標(KPI)と目標・実績
当社は、製品ライフサイクル全体におけるGHG排出量の削減を目指し、「材料」「製造」「設計・製品開発」の各側面から環境負荷低減に取り組んでいます。全プロダクト共通で、再生材・低炭素材料の活用拡大および製造工程における再生可能エネルギーの利用拡大を推進するとともに、各プロダクトの特性に応じた施策を展開しています。
| 指標 | 中期目標 2030年(GHG排出量・2018年比) |
2025年度目標 | 2025年度実績 | 2026年度目標 |
|---|---|---|---|---|
| Scope1・2 | 50.4%削減 (マーケット基準) |
29.4% | 31.1% | 33.6% |
| Scope3 | 58.1%削減 (カテゴリー1&12/付加価値10億円当たり) |
33.9% | 41.6% | 38.7% |
具体的な数値の詳細は「気候変動対策」をご確認ください。
気候変動対策
重要課題
- 気候変動への取り組み
- 環境負荷低減に向けた商品開発
なぜ重要か(重要性の理由)
地球温暖化や廃棄物による汚染など、地球環境はさまざまな問題に直面しています。気候変動による経済活動への影響や、自然災害の増加による事業活動やサプライヤーにおける生産活動への影響も懸念されています。世界中の人々が安全に、いきいきとスポーツができる環境を未来につなげるため、ミズノは事業活動における温室効果ガス(GHG)排出量の削減をはじめとした環境負荷の低減や、環境に配慮した製品・サービスの開発と提供が重要だと考えています。
関連するSDGs

ミズノのリスクと機会
ミズノでは、気候変動、廃棄物、化学物質の3項目について重要課題に設定し、それぞれリスクと機会の分析を進めています。また、生物多様性を含む自然資本への社会的な関心の高まりを受け、社内の理解促進を図っていきます。当社グループの取り組み、および事業・戦略・財務へのインパクトを報告できる体制を構築していきます。
リスク
- 気候変動に伴う事業所、店舗、管理施設などへの物理的リスク
- 気候変動によるサプライヤーの操業停止や原材料調達の遅れ
- 環境規制の強化と対応コストの増加
- 再生可能エネルギーの導入によるコストの増加
- 気温の上昇や熱中症のリスク拡大による屋外スポーツの減少
- 廃棄物の排出増による処理コストの増加
- 有害化学物質の流出リスク
機会
- 省エネルギーの推進、再生可能エネルギーの導入、廃棄物の削減、リサイクルの推進などによるコスト適正化
- 環境配慮型商品、気候変動対応商品の開発・販売による売上の拡大
- 規制対応力の強化による競争優位の確立
ミズノ長期環境目標
ミズノは、気候変動の緩和に向けた取り組みを加速させるため2020年8月に長期環境目標を見直し、2050年までにネットゼロの実現を目指すことを定め、2030年のScope1、2の目標に加え、Scope3の目標を設定し、2021年5月に公開しました。
重要課題へのアプローチ
ミズノの事業活動全体における温室効果ガス排出量のうち、その他の間接的な排出であるScope3の占める割合は約97%です。特に「購入した製品・サービス」が全体の約80%を占めるため、製品を通じた温室効果ガス排出量の削減が重要になってきます。製品のライフサイクル段階での、主な取り組みは以下の通りです。
| ライフサイクル段階 | 主な取り組み |
|---|---|
| 原材料調達 | 再生材・低炭素材料の採用拡大 |
| 製品開発・設計 | LCA実施対象製品の拡大、軽量化設計 |
| 製造 | 再生可能エネルギー利用拡大、新製法導入、材料ロス削減 |
| 使用 | 長寿命化による環境負荷低減 |
| 循環 | リユース推進、副資材削減・簡素化、リサイクル性向上 |
具体的な数値の詳細は「気候変動対策」をご確認ください。
気候変動対策
主要な取り組み
「ライフサイクルを通じた地球環境問題への責任」に関連する取り組みは下記をご参照ください。
今後に向けて
2050年ネットゼロ実現に向けて、製造工程の革新や省エネルギーの取り組み、再生可能エネルギーへの転換などを進めていきます。あわせてリサイクルの推進、廃棄物の削減や水の効率的な利用など環境に配慮した取り組みを加速させていきます。