重要課題
製品に関するコミュニケーション

製品の情報提供

ミズノは、お客さまが適切に製品を選択できるよう、製品関連の情報を十分に提供することが重要だと考えています。製品に取り付けるラベルや説明書による表示だけでなく、店頭POPやウェブサイトなどを活用し、積極的に製品関連情報の開示を進めています。

開示内容については、表示に関連する法規や業界の規約を遵守し、表示管理規程に従い、内容の正確性と適切性について確認しています。具体的には、製品の優位性について記載する際は誤認のないよう正確で分かりやすい表現にするとともに、機能性を表現する際には裏づけとなる試験・実験などの資料があることを条件としています。ワークフローによる申請システムを用い、品質保証室、法務室などの関係部門全てが、効果的・効率的に内容を確認し、判定できる仕組みを運用しています。さらに、申請前の自主確認の仕組みの整備も進めており、機能性表現については申請者自らが申請前に表現の適切性を確認し、優良誤認を与えないよう工夫できるようにしています。[*c]

また、仕組みだけでなく、制作に携わる担当者を対象に表示物教育を実施するなど、人材育成面での取り組みも展開しており、2020年度の表示物教育研修には104名が参加しました。

なお、2020年度は表示の不備により2件のリコールを実施しましたが、問題点を確認し、プロセスを再整備しました。

不良品発生時の不良・回収に関するコミュニケーション

ミズノは、不良品発生時にはミズノのウェブサイト上で、迅速かつ的確に不良品の告知をしています。2020年度は3件の告知を行いました。

製品不良や品質表示ミスなどで、ホームページ内に「ミズノ製品に関する重要なお知らせ」として告知した総件数

2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
2 5 9 5 3

安全に製品を使っていただくためのコミュニケーション

スポーツ用品の使用に当たっては、お客さまの正しい利用とスポーツに対する安全意識も欠かせません。ミズノは、カタログや取扱説明書、広告、ニュースリリース、店頭ちらし、またミズノお客様相談センターでの問い合わせ対応などのさまざまな手段を通じ、お客さまへの製品情報提供を行っています。

安全な取り扱いに関する情報をできる限り分かりやすくお伝えするため、取扱説明書は専門用語の使用を極力避け、図解による分かりやすい説明を心がけています。

また、ミズノお客様相談センターへのお問い合わせ内容を分析し、取り扱い方法の分かりにくい製品に説明書を追加するなどの対応も行っています。ホームページ上にはお客さまからの「よくあるお問い合わせ(Q&A、取扱説明書)」コーナーを設け、シューズやウエアごと、種目ごとに、選び方やお手入れ方法などに関するマメ知識も紹介しています。取り扱いを間違えると事故につながるような製品に関しては、PL表示などを含め、より具体的な取り扱い説明などの情報を掲載しています。

安全に製品を使っていただくために

スポーツシューズには個別に取扱説明書を添付していますが、スポーツシューズをより長く安全に使用していただくため、JASPO(一般社団法人 日本スポーツ用品工業協会)に働きかけ、JASPOに加盟しているスポーツメーカー11社で共通のリーフレット「スポーツシューズガイドブック」を活用することとし、その内容はミズノホームページでも公開しています。

このガイドブックでは、使用上の注意事項、購入の際の試し履きのポイント、シューズ選びのポイント、履く(脱ぐ)ときの注意事項、長く使用していただくためのポイントなどをイラストも交え分かりやすく解説しています。

2020年には、加盟11社協働で、ご使用者にとってより分かりやすい内容になるよう見直しを行いました。

新しい取り組み

トレーニング器具や健康増進器具では、組み立て方法、ご使用方法、注意事項などを添付の取扱説明書に記載していますが、より具体的にお伝えするため、紙の取扱説明書に加えてDVDの添付やホームぺージ上で動画を公開するなどの取り組みを一部で始めています。

今後の課題

  • 製品を企画、設計、開発、製造するために必要な基礎知識を、従業員一人一人がしっかりと身につけられるよう、社内教育の充実を図ります。
  • 新規市場への参入などによる取り扱い製品の多様化やサプライチェーンの複雑化に対応するため、製品企画開発の情報を早期段階から社内で共有する仕組みづくりに取り組んでいます。
  • ミズノウェブサイトにおけるお客様相談センターのよくあるお問い合わせにおいて、最新の情報が提供できるよう定期的にメンテナンスを実施していきます。