From Shanghai
海外駐在員レポート
上海
Profile
所属/ SHANGHAI MIZUNO CORPORATION LTD.
2012年入社 経済学部卒
- 2012年
- グローバルフットウェアプロダクト部に配属。フットウェア商品の生産管理業務を担当。国内の工場を担当し商品の仕入れ、調達業務に携わる
- 2016年
- 企画部門へ異動。サッカーシューズの商品企画を担当。
- 2018年
- 上海ミズノへ赴任し、中国での生活をスタート。
Q1現地の仕事内容とやりがいは?
世界最大市場と言われる中国マーケットにおいて、ミズノのビジネスを拡大する拠点である上海ミズノに駐在しています。その中で、私は商品企画を担当しており、中国市場に合ったデザインや商品仕様を中国のパートナーと一緒に考え、ユーザーに提案しています。中国は生産拠点としての側面もあり、現地で商品を企画、生産、マーケティングから販売まで一気通貫で取り組むこともあります。どのような商品が市場で受け入れられるかを考えるところから、生み出した商品をどのように消費者に届けるのかまでの、すべての過程に関われることができるので、とてもやりがいを感じられます。
Q2仕事の難しさと心がけていることは?
日本とは文化の違いや市場環境の違いがあるので、商品企画や事業展開していく中でビジネス相手と意見の食い違いや相容れない場面が多々あります。特に中国はこの20年あまりで急速に発展してきた市場でもあるので、新しい発想が常に求められます。ひとつひとつに柔軟に対応する一方で、中国における確固たるミズノブランドを築くことも必要であるため、どのように表現していくべきかを長期的な視点で考えなければなりません。海外であるからこそのビジネスの難しさはありますが、逆に多くの事を学べる機会ととらえ、日々業務に取り組んでいます。
Q3ミズノで今後挑戦したいことは?
ミズノはシューズやアパレルだけでなく、クラブやバットなどのギアにおいてもノウハウがあり、総合スポーツメーカーとして様々な商品を世界中に提案できることは、他のブランドにはない最大の強みであり、世界中の多様なユーザーに大きな影響を与えられると感じています。
しかし、中国ではミズノというブランドを知らない人がまだまだいます。まずはここ中国で、今まで以上にミズノの商品を使用して喜んでもらえる人が増えるよう挑戦をしていきたいです。もちろん機会があれば他のエリアでも働いてみたいですし、世界中でミズノの商品が愛用されるようになることが私の大きな夢です。
Time Schedule
- 8:30
- メールの確認など、その日に対応することを整理します。
- 10:00〜12:00
- 国内外の関係部署とのオンラインミーティング。翌年リリース予定の商品について、企画・開発部門の担当者と打ち合わせ。
- 13:00〜15:00
- 直近の販売動向や現状の課題などを確認し、現地企画品の翌年に向けての商品コンセプト計画などを中国パートナー企業とミーティング。
- 16:00〜17:00
- 新規開発品に関する課題や、生産の進捗確認など、工場担当者とオンラインでミーティング。
- 18:00
- 翌日の会議や打ち合わせの準備をして帰宅。