第1回ミズノ・オピニオンズ・コンサート
主催/財団法人 水野スポーツ振興会、財団法人 水野国際スポーツ交流財団
後援/文部省・外務省・美津濃株式会社
後援/文部省・外務省・美津濃株式会社
企画趣旨(シンポジウムパンフレットより)
東京オリンピックを契機として我国ではスポーツの一般化、大衆化が急激にすすんできました。その理由として、余暇時間の増加、健康づくり意識のひろがりなどがあげられていますが、もっと根本的にはスポーツの本質が人々をひきつけたからではないでしょうか。
つまり「ルールのもとでフェアに、思いきり汗を流し、終わればみな友達になれる」ことがスポーツの本質です。単に体力や技能だけではない、全人間性の発揮の場であるからこそ、スポーツは人々をひきつけたのだと考えます。
しかし、スポーツが一般的なものになるという流れの中で、スポーツをする人々の意識、さまざまなスポーツ環境、あるいはスポーツそのものがかわってきています。一部では「スポーツ文化の時代」が到来したとも言われていますが、文化のひとつの分野として、スポーツが花を開くまでにはまだまだ解決すべき事柄も多くあるようです。
そこで、この機会にアマチュアスポーツの振興をめざして設立された両財団が、文化としてのスポーツを考え、語り、将来の展望を打ち出そうと企画したのがこのシンポジウムです。人間とスポーツのより根源的なかかわりを探る試みにしたいと考えております。
つまり「ルールのもとでフェアに、思いきり汗を流し、終わればみな友達になれる」ことがスポーツの本質です。単に体力や技能だけではない、全人間性の発揮の場であるからこそ、スポーツは人々をひきつけたのだと考えます。
しかし、スポーツが一般的なものになるという流れの中で、スポーツをする人々の意識、さまざまなスポーツ環境、あるいはスポーツそのものがかわってきています。一部では「スポーツ文化の時代」が到来したとも言われていますが、文化のひとつの分野として、スポーツが花を開くまでにはまだまだ解決すべき事柄も多くあるようです。
そこで、この機会にアマチュアスポーツの振興をめざして設立された両財団が、文化としてのスポーツを考え、語り、将来の展望を打ち出そうと企画したのがこのシンポジウムです。人間とスポーツのより根源的なかかわりを探る試みにしたいと考えております。
プログラム
1982年4月2日(金)
10:00~10:05 | 開会のことば
水野 健次郎 (財団法人 水野スポーツ振興会、財団法人 水野国際スポーツ交流財団 会長) |
10:05~10:15 | お知らせ |
10:15~11:30 | 基調講演 「現代社会におけるスポーツ」
桑原 武夫(京都大学名誉教授) |
11:30~13:00 | 昼食・休憩 |
13:00~14:30 |
ディベート決勝戦 「スポーツは勝つことを目的とすべし・・・・・・是か非か」
審査委員長:
|
14:30~14:50 | 休憩 |
14:50~16:40 |
映像とともに語る「スポーツの美と感動」 市川 崑(映画監督) VS 篠田 正浩(映画監督)
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16:40~17:00 | ディベート審査結果発表・表彰式
審査委員長:永井 道雄(国連大学学長特別顧問) |