ミズノと住友理工が共同開発
卓球ラバー「Q3」発売について

20170727

ミズノ・住友理工共同開発 日本製卓球ラバー「Q3」
¥6,300+税(税込価格:¥6,804)

ミズノ株式会社(本社:大阪市住之江区 代表取締役社長:水野明人 /以下ミズノ)と高機能ゴム部品メーカーの住友理工株式会社(本社:名古屋市中村区 代表取締役社長:松井徹 /以下住友理工)は、日本製卓球ラバー「Q3(キュースリー)」を共同開発しました。2017年10月7日に全国のミズノ卓球用品取扱店で発売します。

近年、卓球市場は日本代表選手の活躍や幅広い年代がプレーできる競技特性を背景に拡大傾向※1にあります。競技シーンにおいては、2000年に公式試合球の大きさ(直径38㎜から40㎜)、2014年に素材(セルロイド製からプラスティック製)が変更され、より速く精度の高いプレーが求められています。
※1 2011年から2016年にかけて卓球加盟団体登録人数が9%増加(日本卓球協会ウエブサイトより)

今回発売する「Q3」は、高いスピード性能とスピン性能を兼ね備えた上級者向けモデルです。ミズノのスポーツ品開発で培った知見と住友理工のゴム開発技術を生かして共同開発した日本製ゴムを採用し、従来品※2と比べスピード性能、スピン性能ともに約5%アップしました。
※2 従来品:GF-T 48(2014年12月発売)

販売目標は、グローバルで24,000枚です(発売から1年間)。

日本製卓球ラバー「Q3」の特長

「Q3」は、2015年4月から1,000個以上のサンプル製作と3,600回のテストを繰り返し、約2年の歳月をかけ完成した日本製卓球ラバーです。卓球ラバーは、ボールがインパクトし離れる間に、ラバー内面の凹凸部がつぶれて元に戻ろうとする、復元力が働きます。その復元力を高めるための新開発ゴム「XL52/3(クロスリンケージゴジュウニノサン)」を採用することで、スピード性能、スピン性能ともに約5%アップを実現した日本製卓球ラバーです。

ミズノ 卓球事業の取組みについて

ミズノは、1988年から2016年まで卓球日本代表のオフィシャルサプライヤー契約を締結しており、現在は卓球女子日本代表のオフィシャルサプライヤーとして、日本代表選手をサポートしています。これまで卓球シューズ・ウエアをメインに事業展開してきましたが、今後卓球用品市場の約34%※3を占めるラバー市場にも注力します。海外製が主流のラバー市場の中で、日本のものづくりのノウハウをいかした日本製卓球ラバーを開発することで、より多くのプレーヤーに卓球の楽しさを広めていきます。また、現在全国52のスポーツ施設で展開しているミズノ卓球スクールを通じて、卓球をする場の提供にも力を入れていきます。
※3 矢野経済研究所(2017)『2017年版スポーツ産業白書』2016年度(見込み)より

ミズノ株式会社 概要

ミズノは1906年に創業し、大阪市住之江区に本社を置く総合スポーツメーカーです。『より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する』を経営理念に、スポーツ用品の製造・卸売・販売および各種スクール事業を展開しています。
https://corp.mizuno.com/jp

住友理工株式会社 概要

住友理工は1929年に創業し、名古屋市中村区に本社を置くゴム部品メーカーです。2014年に東海ゴム工業から社名を変更しました。主力の自動車用品部門では、振動を制御する世界トップシェアの防振ゴムのほか、国内トップシェアのゴム・樹脂ホースなどを製造※4。自動車部品の開発で培った技術を生かし、エレクトロニクス、インフラ、住環境・健康介護の各分野でも事業を展開しています。
http://www.sumitomoriko.co.jp/
※4 シェアはいずれも住友理工推定

■「Q3」特設WEBサイト
https://www.mizuno.jp/tabletennis/madeinjapan/

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