2019年 ミズノ株式会社社長 水野明人 年頭所感

新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年は、2025年国際博覧会開催地として大阪・関西が選ばれる等明るい話題がありましたが、一方では相次ぐ自然災害、貿易摩擦等、不安要素も多い一年でした。スポーツ界においては、冬季五輪やサッカーワールドカップ等、世界的な大会が開催され、日本人選手の活躍が多くの感動を届けてくれました。弊社のブランドアンバサダーでは、競泳の池江璃花子選手がパンパシ水泳2018で5種目の日本記録樹立やアジア大会でのMVP獲得、卓球の伊藤美誠選手(シューズ契約)が強豪中国のトップ選手を破り女子シングルスで優勝するなど、若い世代のアスリートの活躍も目立ちました。

今年からいよいよゴールデン・スポーツイヤーズが始まります。9月開催のラグビーワールドカップでは、世界のトップアスリートが勝利に向かって闘う姿に勇気を与えられるでしょう。一方、私たちのビジネスに目をむけると国内競技スポーツ人口は減少の一途で、スポーツ産業市場規模の大きな拡大は期待できないのが現状です。そんな厳しい市場環境の下、業績を向上させスポーツブランドとして存在感を高めていく必要があります。

私たちの企業活動も、ラグビーの和名「闘球(とうきゅう)」に表されるようにチャレンジングでありたいという思いを込めて、今年の漢字として「闘(たたかう)」を掲げたいと思います。

近年弊社では、スポーツシーンで培ったノウハウを活用し一般生活者に近いビジネスをより強化し、堅調に推移しています。さらに今年、超高齢社会における健康寿命延伸課題への対応策として、「自らの身体を使って、よりアクティブに暮らす活気のある社会を、ミズノのスポーツテクノロジーで実現するPOWERED LIFE(パワードライフ)コンセプト」を立ち上げ、新製品発売も計画しています。

アスリートが目標にむかって挑戦を続けるように、私たちも新たなビジネスに「闘う」姿勢をもって挑戦することでお客様に感動をお届けし、チャレンジングな一年にしていきます。

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