2020年シーズンの新たな武器
ミズノ競泳用水着「GX・SONIC Ⅴ」デビュー

ミズノは、国際水泳連盟(FINA)承認の競泳用水着「GX・SONIC Ⅴ(ジーエックス ソニック ファイブ)」を、全国のミズノスイム品取扱店で2020年1月25日から順次販売します。

「GX」シリーズは、水の抵抗が少なく推進効率が良いフラットな姿勢を追求した「フラットスイム」をコンセプトとした競泳日本代表選手使用率No.1*1の競泳用水着です。2011年の発売以来、国内累計約13万枚を販売しています。

今回発売する「GX・SONIC Ⅴ」は、2020年1月から青木玲緒樹選手(ミズノ)や大橋悠依選手(イトマン東進)、渡辺一平選手(TOYOTA)など競泳日本代表選手やトップ選手が着用予定で、2020年シーズンの新たな武器として選手と共に戦います。
*1 2013年~2019年の競泳日本代表選手(出場種目数ベース)の使用率(ミズノ調べ)

「GX・SONIC Ⅴ」は、東レ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:日覺 昭廣(にっかくあきひろ) /以下 東レ)と新たに共同開発した撥水生地を採用し、水中重量を従来品(GX・SONIC Ⅳ)と比べ約20%軽量化*2しています。さらに、女性用モデルの腹部には、体幹部のサポート力を高めた新構造を採用し、レース後半の疲労による腹部の落ち込みを抑制し、フラット姿勢の維持を追求しています。
*2 「GX・SONIC Ⅳ」と「GX・SONIC Ⅴ」の男性用での比較

「GX・SONIC Ⅴ」の販売目標は、グローバルで32,000枚(発売から1年間)です。

左:大橋悠依選手(イトマン東進)
右:渡辺一平選手(TOYOTA)

「GX・SONIC Ⅴ」の特長

■フラット姿勢の維持とキックのサポート力を高めた競泳用水着

水泳時は、腰を高い位置に保ち水面に対してフラット姿勢をとることが、水の抵抗が少ない推進効率の良い泳ぎにつながります。また、キック時に脚を内旋しながら蹴り出すことでより前方向への推進力を得ることができます。

「GX・SONIC Ⅴ」には、従来品(GX・SONIC Ⅳ)から採用しているフラット姿勢サポート構造『SONIC LINE DESIGN -X(ソニック ライン デザインクロス)』*3と水中での表面摩擦抵抗を低減する凹凸構造に加え、撥水剤をより浸透させた布帛素材を採用しています。効率のよいキック動作につながる脚部の内旋サポートとフラット姿勢の維持を追求しています。
*3 太もも背面部の腰部から太もも部かけてテンションの高い素材をクロス状に配置した姿勢サポート構造

■水中重量を20%軽量化でさらなるフラットスイムを追求

水着生地の内部まで撥水剤を浸透させる新技術*4により撥水性能が向上し「GX・SONIC Ⅴ」の水中重量は従来品(GX・SONIC Ⅳ)と比べ約20%軽量化(男性用での比較)しました。その結果、水泳時のボディポジションを高い位置でキープし、水の抵抗が少ない推進効率の良い泳ぎを追求しています。
*4 水着生地の内部まで撥水剤を浸透させる技術について特許出願中(2019年11月20日現在)

水槽に生地を3分間入れた状態
※黒く変色している部分=水が浸透している部分

女性用モデルに新サポート構造を採用しゴールまでフラット姿勢をキープ

女性用モデルの腹部には、脇下から腹部、太もも側面下部にかけてクロス状にテンションの高いサポートラインを配置した新サポート構造『SONIC LINE DESIGN -WX(ソニック ライン デザインダブル クロス)』(右図黄色ライン)を採用*5し、体幹部のサポート力を高めています。その結果、レース後半の疲労による腹部の落ち込みを抑制し、フラット姿勢の維持を追求しています。
*5 腹部にかかるクロス状のサポート構造について特許出願中(2019年11月20日現在)

GX・SONIC Ⅴ ST

ミズノ所属・ミズノ契約選手のコメント

・青木玲緒樹選手(ミズノスイムチーム)
「この水着はお腹部分をしっかりとサポートしてくれているので、フラットな姿勢を維持して泳ぐことができると思いました。しっかりと進むことを体感したので、来年からこの水着を着て泳ぐことが楽しみです。私にとって、とても大切なシーズンになりますので、この水着と一緒に進化し続けていきたいと思います。」

・小堀勇気選手(ミズノスイムチーム)
「フラットな姿勢を維持しつつ、最後までしっかりと動ける進化したGX・SONIC Ⅴを身にまとい、来シーズンの大会に挑んでいきたいと思います。」

・大橋悠依選手 (イトマン東進)
「今回の水着は、新素材になったことやお腹のサポートが効いていて上半身が浮いているような、下から軽く支えられている感じがします。フラットな良いポジションで泳ぐことが一番重要と考えているので、GX・SONIC Ⅴの力も借りて、皆さんによい結果をお届けできるように頑張っていきたいです。」

・渡辺一平選手 (TOYOTA)
「今回のGX・SONIC Ⅴは泳いだ後に、水滴の流れを見ると、撥水が良くなったと感じました。ミズノの水着は、フラット姿勢を保持するために工夫されているところがポイントで、気に入っているところです。このフラット姿勢が保持できるということは飛込時に特に有効的で、私の泳ぎを確実にサポートしてくれます。来年、この水着と一緒に大きな目標を成し遂げたいと思います。」

・塩浦慎理選手(イトマン東進)
「新たな素材と撥水性能により、体がかなり軽く感じます。あまり教えたくないですが正直、かなり速いです。東京五輪に向けて最高の武器を手に入れたので、大会で着用するのが楽しみです。」

ミズノ株式会社 「GX・SONIC Ⅴ」企画担当者

名前:大竹健司(おおたけ けんじ)
生年:1977年
所属:グローバルアパレルプロダクト本部
スポーツアパレル企画生産部 スポーツアパレル企画課
経歴:2000年 ミズノ入社、営業部門に配属
2014年 海外選手のサポート担当(競泳担当)
2017年 競泳水着の企画担当

コメント:「レース中の孤独な中、選手を少しでもサポートできるアイテムの1つが「水着」だと思っています。速く泳ぐことができる水着を追求して今回完成したのがこの「GX・SONIC Ⅴ」です。速さの代名詞として「GX・SONIC Ⅴ」が多くのスイマーに認められたら嬉しいです。また、子どもたちがミズノの水着を着用した選手の活躍を見て水泳をやりたいと思ってもらえるようなきっかけや多くの人々のモチベーション、目標達成、夢の実現に向けた助けになれるような「水着」が作れたら最高の喜びです。」

〈参考情報〉ミズノリリース(2018年11月20日)「GX・SONIC Ⅳ」について

ミズノの競泳水着の歴史

ミズノは、1924年ごろには水着の販売をスタートし、1964年の国際大会では日本代表選手に競泳水着を提供しました。当時の水着は、ナイロン100%のニット素材で、横方向の伸縮性が高いものの縦方向には伸びにくい素材が使用されていました。1976年にはポリウレタンの糸を使った水着が登場し、縦横二方向へ伸縮性が向上し、動きやすくなり、現在の水着の原型となりました。さらに1984年には背中部を大きく開けることで水の抵抗を軽減した水着を開発、1988年には流水抵抗の測定など科学的アプローチを取り入れた水着を開発しました。
2007年からはミズノブランドとしてスイム事業をスタートし、2011年には水の抵抗が少なく推進効率が良いフラットな姿勢を追求した「フラットスイム」をコンセプトとした「GX」シリーズの第一弾を発売しました。「GX」シリーズデビュー以来、2020年シーズンの「GX・SONIC Ⅴ」まで素材開発やサポートラインの設計を進化させてきました。2013年には、競泳日本代表選手(出場種目数ベース)の使用率がNo.1となり、多くの競泳選手のメダル獲得や記録の更新などをサポートしています。

1964年当時の水着

商品名 GX・SONIC V ST/GX・SONIC V MR
品番 GX・SONIC V ST/男性:N2MB0001・女性:N2MG0201
GX・SONIC V MR/男性:N2MB0002・女性:N2MG0202
価格 男性:28,000円(税込み30,800円)
女性:39,800円(税込み43,780円)
カラー オーロラブルー
サイズ 2XS/XS/S/M/L/XL
素材 男性:
表地 本体  ナイロン65% ポリウレタン35%
前腿部 ナイロン66% ポリウレタン34%
裏地     ナイロン65% ポリウレタン35%

女性:
表地 本体  ナイロン65% ポリウレタン35%
前腿部 ナイロン68% ポリウレタン32%
裏地     ナイロン65% ポリウレタン35%
肩紐部    ナイロン68% ポリウレタン32%
原産国 中国、日本
発売日 2020年1月25日
販売数 32,000枚(発売から1年間)

▼「GX・SONIC Ⅴ」の商品詳細はこちら
https://www.mizuno.jp/swim/product/flat_swim/gx5/

▼「GX・SONIC Ⅴ」の予約はこちら
https://www.mizunoshop.net/nav/?dispNo=001001015001054

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