人工羽根の合成球として初めての国内大会公認球
人工羽根バドミントンシャトル「TECH FEATHER 03」新発売
ミズノは、人工の羽根16本を使った合成球として初めて公益財団法人日本バドミントン協会の大会公認球※1となった、人工羽根バドミントンシャトル「TECH FEATHER 03」(テックフェザーゼロスリー)」を、全国のミズノバドミントン品取扱店で2020年4月から順次販売します。
ミズノでは水鳥の羽根を使った天然素材に置き換わる人工羽根の開発を長年進めてきましたが、「TECH FEATHER 03」はより天然シャトルに近い飛翔性能を実現できました。また、羽根の軸の形状と素材を工夫することで剛性を高め、天然シャトルに比べ約2倍(当社調べ※2)の耐久性を備えています。今後合成球初の大会公認球として、各種大会での使用促進活動も進めていきます。
「TECH FEATHER 03」の販売目標は、グローバルで36,000ダース(発売から1年間)です。
※1)2020年度検定審査合格品
※2)打球が破損するまでの打撃回数を天然と人工で比較(各36球ずつの平均)
評価方法の詳細は3ページ目の「耐久性比較」を参照ください。
人工羽根バドミントンシャトル「TECH FEATHER 03」
1ダース¥4,730(本体価格¥4,300)
「TECH FEATHER 03」の特長について
①天然シャトルに近い飛翔性能
人工羽根の「BLADE FEATHER」を採用したことにより、適度な減速性と安定した飛翔性を発揮します。スマッシュ時の減速率の差が1.0%未満と天然シャトルとほぼ同じとなりました。
世界のトップレベルの選手による実打比較でも、天然シャトルとほぼ遜色ない飛翔性能を感じてもらえています。
【飛翔性比較】
マシンを使用しての同条件で打ち出し、落下地点の近いシャトルの軌道を比較
※当社調べ、商品により多少異なります
【減速率比較】
人工、天然各24球ずつを比較。マシンを使用して打出し、初速は打出し直後を計測。終速は打出し地点から9m30cm地点を計測。
※当社比較、商品や環境により多少異なります
●モハマド・アッサン選手、ヘンドラ・セティアワン選手(インドネシア代表)コメント
「打感は少し重い感じがあったが、ショットを繰り返していくうちに気にならなくなった。クリア、ロビング、ドライブのショットでは差は気にならなかった。スマッシュは打ち応えがあって良かった」
※個人の感想です
②耐久性の向上
シャトルに16本ある軸の形状を、I型に成形することで、軸自体の剛性が向上しています。また、羽根表面には高強度合成繊維の不織布を採用しており、スマッシュ等、ラリー中の強打による変形を抑え、天然シャトルに比べて約2倍(※2)の耐久性を持ちます。
※2)打球が破損するまでの打撃回数を天然と人工で比較(各36球ずつの平均)
【耐久性比較】
マシンを使ったスマッシュ軌道でシャトルを36球ずつ打ち、シャトルが破損した打撃回数の平均回数を比較しました。破損条件は羽根が半分以上折れたもの、軸が折れたもの、コルクが割れたものとし、フレームショットによる破損は除いています。
※当社比較、商品や環境により多少異なります
環境への配慮
水鳥の羽根は採取後、羽根の洗浄、消毒、脱色が必要となり多量の水を使用します。
人工シャトルの製造工程ではその工程が無くなるため、また洗剤の使用も回避できるため、水資源の節約にもつながります。
さらに、天然羽根の除菌工程をなくすことで、工場作業者の作業環境改善の改善にもつながっています。
記
商品名 | TECH FEATHER 03(テックフェザーゼロスリー) |
価格 | 1ダース ¥4,730(本体価格:¥4,300) |
素材 | 合成樹脂、合成繊維、コルク |
種類 | 適正温度タイプ2,3,4,5※3 |
原産国 | 台湾 |
販売目標 | 発売初年度 36,000ダース |
※3)バドミントンのシャトルは適正温度により使用タイプが分かれます。例えば「タイプ2」の適正温度範囲は27℃〜33℃となります。
TECH FEATHER 03特設サイト
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