2050年カーボンニュートラル実現
サステナビリティ活動を加速し事業成長を目指す
ミズノは、持続可能な社会の実現に向けて、2021年度からグローバルでサステナビリティ活動をさらに加速させ、社会課題解決を通じた事業の成長を目指します。
ミズノは経営理念「より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する」のもと、スポーツの多様な価値を広め、社会への貢献を通して事業を成長させてきました。1991年からは業界に先駆け、ミズノ独自の地球環境保全活動「Crew21(クルーニジュウイチ)プロジェクト」※1を開始しました。
※1 Crew21…Conservation of Resources and Environmental Wave21 の頭文字をとった造語
社会貢献と事業を一本化させたビジネスモデルをより進化させることを目的に、2021年度からは「環境保全」「スポーツを通じた心身の健康」「人間性の尊重」をサステナビリティ活動の戦略領域に位置づけ、取り組みを強化します。特に最重要課題の「環境保全」領域においては、2050年にカーボンニュートラルの実現を目指します。
ミズノは、サステナビリティ活動を経営戦略の重要事項として捉え、社会課題を解決するイノベーションを創出することで、消費者をはじめとした多様なステークホルダーの期待に応え、事業成長を目指します。
ミズノサステナビリティ活動HP URL
https://corp.mizuno.com/jp/sustainability
ミズノ サステナビリティ活動の戦略領域について
ミズノは、スポーツの持つチームプレーやフェアプレーの精神をもって、ステークホルダーと協力しサステナビリティ活動をさらに加速します。
環境保全
ミズノは、2050年にミズノグループの企業活動において温室効果ガスの排出を実質ゼロとするカーボンニュートラルの実現を目指します。カーボンニュートラル実現に向けて、再生可能エネルギーの活用や製造工程の革新等の取り組みを強化します。あわせて、水の効率的な利用や廃棄物の削減、リサイクルプラスチックや植物由来材料の使用など環境に配慮した取り組みも強化します。
〈MIZUNO CREW 21〉
ミズノは世界的に地球環境問題が注目されはじめた1991年に、業界に先駆けミズノ独自の環境保全活動「Crew21プロジェクト」を開始しました。このプロジェクトは「"宇宙船地球号"の乗組員としての役割を担い、資源と環境の保全活動を実施していく」という思いを込めて名付けられました。プロジェクト開始以来、資源の有効活用や温室効果ガスの排出量削減、製品企画における環境に配慮された素材や製造工程の採用などの取り組みを30年間続けています。
2021年度からはプロジェクトの活動領域を環境保全活動だけでなく社会的、経済的な領域も包含したサステナビリティ全般のプロジェクトとして活動を推進します。また、名称を「MIZUNO CREW 21(ミズノクルーニジュウイチ)」とし、ロゴを刷新しました。
「MIZUNO CREW 21」ロゴ
「MIZUNO CREW 21」ステートメント
スポーツを通じた心身の健康
ミズノは、より多くの人々がスポーツにアクセスできる環境の実現を目指します。特に、子どもの運動能力と体力の向上、スポーツを通じた健康寿命の延伸、地域スポーツの振興支援を重要課題と位置づけ、取り組みを強化します。
〈ベトナム・ミズノヘキサスロン事業〉
ミズノは、独自に開発した子ども向け運動プログラム「ミズノヘキサスロン」をベトナム社会主義共和国(以下、ベトナム)の初等義務教育の体育授業に取り入れる事業を2015年から提案を開始し、これまで累計32万人※2が同プログラムを体験しました。
ミズノはベトナムの約720万人全ての小学生に「運動をすることの楽しさと体を動かすことの喜び」を提供し、ベトナム初等義務教育における体育授業の充実を図るとともにスポーツを通じた心身の健康に貢献していきます。
※2 2015年12月~2021年3月
〈オーストラリア乳がん撲滅キャンペーン〉
ミズノは、オーストラリアにおけるランニングシューズの売上の一部を国立乳がん研究基金(オーストラリア)に2020年から寄付しています。寄付金は、オーストラリアで年間約3,000人と言われる乳がんによる死亡者の撲滅にむけた研究費用等に充当されています。
人間性の尊重
ミズノは、フレンドシップとフェアプレーの精神をもって、多様性を尊重し価値観を共有することで、事業に関わる全ての人々がいきいきと輝ける社会の構築を目指します。
〈CSR調達〉
ミズノは、国際的な基準をベースとした「CSR調達行動規範」を定め、製造工程において法令遵守はもとより人権、労働条件、安全衛生、環境保全などについて確認するCSR監査を実施し、問題があれば改善を図るCSR調達に2004年から取り組んでいます。
〈ダイバーシティの推進〉
ミズノは、障がい者用スポーツ用具の開発・提供や、選手・チームのサポートなどを通じて、障がい者のスポーツへの参画をサポートしています。様々な立場の人々がスポーツに参画できる環境の創出に取り組んでいます。
ミズノの経営理念とビジネスモデル
ミズノの経営理念「より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する」は、創業者 水野利八(1884~1970年)が遺した「ええもんつくんなはれや」と「利益の利より道理の理」の精神に基づいています。
「ええもんつくんなはれや」は、時代にあったいいものをつくることを意味しており、製品やサービスの品質を追求する活動に繋がっています。また、スポーツの振興を通じて市場を創出し、その結果、事業につなげるビジネスモデルは、「利益の利より道理の理」の精神に基づいた活動です。
今後も「ええもんつくんなはれや」と「利益の利より道理の理」の精神に基づき、社会貢献と事業を一本化させたビジネスモデルをより進化させていきます。
〈水野利八の野球競技振興への貢献〉
水野利八は日本において野球競技の振興を図るため、1913年に現在の全国高校野球選手権大会の前身となる「関西学生連合野球大会」を主催しました。さらに、野球ボールの品質のばらつきが野球競技の発展を阻害すると考え、1916年に硬式野球ボールの規格化を提唱しました。スポーツの機会創出と野球用品の品質追求を通じて、野球競技の振興に努めました。
創業者 水野利八
野球ボール反発試験の様子
ミズノ サステナビリティ活動のビジョン・ミッション ステートメント
2021年度からミズノのサステナビリティ活動のビジョン・ミッションステートメントを新たに策定しました。
〈ビジョンステートメント〉
私たちは 誰もが安全で平等に暮らしていける「持続可能な未来」を信じています
すべての人々の多様性を尊重し いつでも どこでも 誰もが自由にスポーツを楽しめる豊かな未来を育んでいきます
〈ミッションステートメント〉
私たちは スポーツの舞台である この地球を守るため
科学的アプローチや自然から得たインスピレーションを
私たちの製品・サービスに融合させ 新たなイノベーションを生み出し
全ての人々がスポーツを通じて健全な心身を育む未来を実現します
記
〈参考情報〉
ミズノニュースリリース(2018年9月17日)
ミズノ ヘキサスロン ベトナム初等義務教育への導入と定着に関する協力覚書締結に向けて合意
https://corp.mizuno.com/jp/newsrelease/2018/20180917
三井住友銀行ニュースリリース(2021年3月31日)
ミズノ株式会社に「ポジティブ・インパクト金融原則適合型ESG /SDGs評価シンジケーション」を実施
https://www.smbc.co.jp/news/j602257_01.html
お問い合わせ
お客様のお問い合わせ先
ミズノお客様相談センター
TEL:0120-320-799
最新のニュースリリース