世界的ファッションデザイナー“コシノヒロコ”氏がデザイン
体操競技・トランポリン日本代表の新ユニフォーム完成
2021年シーズン 体操競技・トランポリン日本代表ユニフォーム
体操競技 男子日本代表:萱和磨選手(左)、内村航平選手(中央)、橋本大輝選手(右)
ミズノは、公益財団法人日本体操協会とのオフィシャルサプライヤー契約に基づき、2021年シーズンに体操競技とトランポリンの日本代表選手が着用する新ユニフォームを制作しました。
ユニフォームのデザインは、今回も世界的ファッションデザイナーであるコシノヒロコ氏に担当していただきました。 “日本らしさ”をテーマに、男子のユニフォームは、漫画で用いられる表現技法や書画をモチーフとして使用し、躍動感やスピード感を表現しました。女子のユニフォームは、日本古来から伝わる色合いや蝶(ちょう)のモチーフ、スワロフスキー社製のクリスタルガラスを使用するなど、繊細さと美しさを表現したデザインが特長です。
男子は「ハネ柄」「書画」の2種類、女子は「一筆シンプル」「蝶」の2種類、計4種類のユニフォームを日本代表選手に提供します。日本代表選手は国際大会で着用します。
2021年シーズン 体操競技・トランポリン日本代表ユニフォーム
体操競技 女子日本代表:杉原愛子選手(左)、村上茉愛選手(中央)、畠田瞳選手(右)
体操競技・トランポリン日本代表 新ユニフォームの特長
<ハネ柄>(男子)
現代日本を代表する文化のひとつである漫画には、疾走感を表すために多数の線を用いた技法が使われます。スピード線と呼ばれるこの漫画表現を採用し、墨で書かれた文字の“ハネ”に焦点を当て、高速感と躍動感を表しました。赤と青の二色を揃えています。
<書画>(男子)
書画をモチーフとして使用しました。勢いよく上へ向かう筆使いによって、スピード感と勢いを表しました。赤、黒、金色を配色し、伝統的な日本を感じさせるデザインです。
<一筆シンプル>(女子)
シンプルな一筆書きから、イメージしました。色目は、日本のカラーともいえる赤と、古くから勝色と呼ばれる深く濃い紺色の二色です。かすれた渇筆(かっぴつ)部分に配置したスワロフスキー社製のクリスタルガラスが流れるような優美さをたたえ、シンプルでありながらキラキラと輝きに満ちたデザインに仕上げました。
<蝶>(女子))
可憐に羽をひるがえし、悠々と空を舞う蝶(ちょう)。まるで自然の美しさを凝縮したようなその魅力にインスパイアされ、蝶の羽根のパターンをモチーフに用いました。繊細さと大胆さを兼ね備えたオーガニックな美しさを、鮮やかな色彩で表現しています。
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