九州の酒造メーカーで初
霧島酒造の新ユニフォームをミズノが製作

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霧島酒造 新ユニフォーム

ミズノは霧島酒造株式会社(宮崎県都城市 代表取締役社長 江夏順行 以下、霧島酒造)の従業員用ユニフォームを製作しました。今回納品するアイテムは、半袖シャツ、半袖ジャケット、防寒着、パンツの約7,000点で、霧島酒造は2021年9月から着用開始しています。

近年、企業活動において、従業員等の健康管理を経営的な視点で捉え、戦略的に実施する“健康経営”が注目されており、福利厚生の観点から従業員のユニフォーム等の支給品の安全性や快適性を重視する企業が増えています。また、食品関連事業者は、厚生労働省が課している2021年6月からの「HACCP完全義務化」への対応が求められています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/haccp/

新ユニフォームは、スポーツウエアの開発ノウハウを活用しています。ミズノ独自の動きやすさを追求したウエア設計や、消臭機能、アルコールを扱う製造現場に対応する制電素材が採用されています。また、異物混入対策に配慮した設計にしています。

新ユニフォームの設計、素材について

スポーツウエアの開発ノウハウを活用し、身体の動きやすさや異物混入対策を考慮した設計と、安全性と快適性を追求した素材を採用しています。その結果、作業環境の改善や作業効率の向上を図っています。

動きやすさを追求したウエア設計『ダイナモーションフィット』

人間工学に基づいた動作解析によるウエア設計で、作業時の動きやすさを追求しています。腕の曲げ伸ばしや肩の回旋、足の屈伸動作時の、引きつれや圧迫感を軽減します。

異物混入対策設計

商品への異物混入を防ぐため、ボタンやポケットが無い設計にしています。
ポロシャツの襟には、ミズノが持つスポーツノウハウを生かし、バレーボールユニフォームと同じ仕様を採用しています。襟にボタンが無くても着る人、見る人に好印象を与えるデザインに仕上げています。

気になるニオイ対策 消臭素材『ミズノデオドラント』

半袖ジャケット、ポロシャツ、防寒着の襟元や脇部分、パンツの股部分にニオイのもとを分解する『ミズノデオドラント』を採用しています。ニオイのもととなるアンモニア、酢酸、イソ吉草酸を中和分解し、気になるニオイを軽減します。

作業時の寒さ対策 吸湿発熱素材『ブレスサーモ』

防寒着に吸湿発熱素材『ブレスサーモ』を採用しています。人間の体は、たとえ汗をかいていなくても、不感蒸泄(ふかんじょうせつ)と呼ばれる水分を常に発しています。体から出る水分を吸収して発熱する『ブレスサーモ』は吸湿発熱した空気を繊維間に取り込んで保温します。その結果、汗をかいてもムレにくく、ドライで快適な衣服環境を保ちます。

作業時の安全性、快適性を追求した生地

製造工場内でアルコールを扱うため、全てのアイテムに制電素材を採用しています。また、ポロシャツとパンツにはストレッチ性の高い素材を採用しています。

新ユニフォームについて 霧島酒造品質保証部コメント

霧島酒造株式会社 品質保証部 木元 篤志 様
「食品安全に配慮した仕様はもちろんのこと、着用する全ての社員から収集したデザインや機能性、快適性への要望を実現しました。色は霧島酒造コーポレートカラーをベースにオーダーカラーを採用し社員としての士気を高めるものとなっています。工場見学施設へご来場の方の目に触れる機会も多いため、霧島ブランドの効果的なアピールに繋がると考えております。新ユニフォームの採用に伴い、霧島焼酎の益々の品質向上に努めてまいります。」

ミズノのワークビジネス

ミズノは、1997年からスポーツ品開発で培った技術や知見を活用した別注の企業ユニフォームを企画・販売する専門部門を設置し、これまで約700社以上に納品しています。近年、企業などからの需要を受け、2016年3月からワークシューズを、2018年2月からワークアパレルを本格的に展開。2019年4月にはワークビジネス事業部を新設し、建設業、運輸業、製造業をはじめ、様々な業種への更なる拡大と商品ラインナップ拡充を進めワークビジネス強化に取り組んでいます。
2023年度には150億円の売上を目指しています。

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