従業員の83%が選んだ、26年ぶりのユニフォームリニューアル
ニッタン株式会社の新ユニフォームをミズノが製作
ミズノは、自動火災報知設備や消火設備などを取り扱うニッタン株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長 沖 昌徳、以下「ニッタン」)の創立70周年に合わせて新調される従業員用ユニフォームを製作しました。
今回リニューアルするアイテムは通年/夏用のブルゾン、パンツと防寒着の5アイテム、計7,600点です。ニッタンは2024年1月から着用開始します。
ニッタンは「お客様の大切な生命・財産を火災からお守りする」という企業理念の実践と具現化に日々取り組み、2024年で創立70周年を迎えます。これを機に、四季折々の厳しい現場環境で業務を行う従業員の安全性、快適性を向上させるため、26年ぶりにユニフォームのリニューアルを行います。
新ユニフォームは、スポーツウエアの開発ノウハウを活用しています。現場従事者を中心とした従業員へのアンケートで要望の多かったウエアの快適性向上に対し、ミズノ独自の動きやすさを追求したウエア設計や、汗のニオイを考慮した材料設計によって作業効率の向上を図っています。また、ニッタンのコーポレートカラーを差し色で使用することでデザインのオリジナル性を高めています。
新ユニフォームの特長について
動きやすさを追求したウエア設計『ダイナモーションフィット』
人間工学に基づいた動作解析によるウエア設計で、作業時の動きやすさを追求しています。腕の曲げ伸ばしや肩の回旋、足の屈伸動作時の、引きつれや圧迫感を軽減します。その結果、作業効率の向上を図っています。
気になるニオイ対策 消臭素材『ミズノデオドラントテープ』
ブルゾンの襟元と脇部分にニオイの元を分解する『ミズノデオドラントテープ』を採用しています。汗のニオイの元となるアンモニア、酢酸、イソ吉草酸や加齢臭の成分であるノネナールを中和分解し、気になるニオイを軽減します。
新ユニフォーム採用について
ニッタン株式会社 総務部 土方 美沙希様 コメント
現場で働く社員を中心に実施したアンケートを基に、機能性はもとより、デザインやサイズ展開など幅広い観点から製品を選びました。特にデザインで工夫した点として、コーポレートカラーである赤色を取り入れることと、当社が携わる作業現場で求められる“静電気帯電防止作業服(JIS T8118)の着用”を両立するべく、ブルゾンに赤色の樹脂製ファスナー※1を採用しました。節目の年を新しい当社オリジナルユニフォームでスタートできることをとても嬉しく思います。
※1 JIS T8118では要件の一つとして金属製付属品(ボタン、ファスナーなど)の使用を避けるか、使用しても直接外側に露出しない構造にする必要があります。今回のユニフォームは樹脂製ファスナーを採用することでその要件を満たしました。
ミズノのワークビジネス
ミズノは、1997年からスポーツ品開発で培った技術や知見を活用した別注の企業ユニフォームを企画・販売する専門部門を設置し、これまで約1,200社以上に納品しています。近年、企業などからの需要を受け、2016年3月からワークシューズを、2018年2月からワークアパレルを本格的に展開。2019年4月にはワークビジネス事業部を新設し、建設業、運輸業、製造業をはじめ、さまざまな業種へのさらなる拡大と商品ラインナップ拡充を進めワークビジネス強化に取り組んでいます。
2025年度には170億円の売上を目指しています。
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