約30年ぶりの全面リニューアルで社員の要望を実現
西武建設株式会社の新ユニフォームをミズノが製作
ミズノは、土木、建築、リノベーション、木造建築などの幅広い分野の施工を行う西武建設株式会社(埼玉県所沢市、代表取締役社長 佐藤 誠、以下「西武建設」)の2024年度に新調される従業員用ユニフォームを製作しました。
今回リニューアルするアイテムは通年用ジャケット、通年/夏用パンツ、長袖シャツ、防寒ジャケット、ファン付きジャケットの計7,500点です。西武建設は2024年4月から着用を開始します。
西武建設は、「社会に“信頼”され、“よろこび”を共有する“活力”ある企業を目指します。」という経営理念のもと活動してきました。2020年には2030ビジョンを策定し、「ものづくりを通じて挑戦すること」をテーマに事業を推進しています。その一環として、今回従業員の作業環境改善を図り、現場でのヒアリングやアンケートを重ね30年ぶりにユニフォームをフルリニューアルします。
新ユニフォームは、ミズノが持つスポーツウエアの開発ノウハウを活用しています。現場従事者を中心とした従業員へのアンケート・ヒアリングで要望の多かったウエアの快適性向上に対し、ミズノ独自の動きやすさを追求したウエア設計や、汗のニオイを考慮した材料設計によって作業効率の向上を図っています。
また、通年用ジャケットと長袖シャツの背面に再帰反射のパイピングを入れ、夜間作業時の視認性向上に配慮しているほか、長袖シャツは前立てを比翼仕様にすることでボタンによる物品への干渉を防止するなど、安全面に考慮したカスタマイズを行っています。
新ユニフォームの特長について
動きやすさを追求したウエア設計『ダイナモーションフィット』
人間工学に基づいた動作解析によるウエア設計で、作業時の動きやすさを追求しています。腕の曲げ伸ばしや肩の回旋、足の屈伸動作時の、引きつれや圧迫感を軽減します。その結果、作業効率の向上を図っています。
気になるニオイ対策 消臭素材『ミズノデオドラントテープ』
ブルゾンの襟元と脇部分にニオイの元を分解する『ミズノデオドラントテープ』を採用しています。汗のニオイの元となるアンモニア、酢酸、イソ吉草酸や加齢臭の成分であるノネナールを中和分解し、気になるニオイを軽減します。
屋外作業での寒さ対策 吸湿発熱素材『ブレスサーモ』
防寒ジャケットに吸湿発熱素材『ブレスサーモ』を採用しています。人間の体は、たとえ汗をかいていなくても、不感蒸泄(ふかんじょうせつ)と呼ばれる水分を常に発しています。体から出る水分を吸収して発熱する『ブレスサーモ』は吸湿発熱した空気を繊維間に取り込んで保温します。その結果、汗をかいてもムレにくく、ドライで快適な衣服環境を保ちます。
新ユニフォーム採用について
西武建設株式会社 「新ユニフォームプロジェクト」チーム コメント
「社員の声に寄り添ったユニフォームにしたい」というコンセプトで各事業部門のメンバーで構成したチームにより全面リニューアルに向けた検討を進め、今回の導入に至りました。導入にあたり、全社員を対象としたアンケートを実施した上で、デザイン、機能性の向上に重点に置きました。特にオリジナルデザインとした通年ブルゾンと長袖シャツについては、実際に着用する現場の声を起点に、胸ポケットや腕章の位置などの設計に拘り、当社のオリジナル品として導入しております。新しいユニフォームと共に、2024年度のスタートを迎えられることを大変嬉しく思います。
ミズノのワークビジネス
ミズノは、1997年からスポーツ品開発で培った技術や知見を活用した別注の企業ユニフォームを企画・販売する専門部門を設置し、これまで約1,200社以上に納品しています。近年、企業などからの需要を受け、2016年3月からワークシューズを、2018年2月からワークアパレルを本格的に展開。2019年4月にはワークビジネス事業部を新設し、建設業、運輸業、製造業をはじめ、さまざまな業種へのさらなる拡大と商品ラインナップ拡充を進めワークビジネス強化に取り組んでいます。
2025年度には170億円の売上を目指しています。
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