ビジネス成長と経営効率化を追求

ミズノ欧州事業統括現地法人「Mizuno Europe B.V.」設立

ミズノは、欧州事業を統括する現地法人「Mizuno Europe B.V.」（ミズノ100％子会社）をロッテルダム（オランダ）に設立し、2021年1月1日から事業稼働します。今後、2022年にかけて段階的に欧州の各事業拠点を「Mizuno Europe B.V.」の子会社に再編します。

ミズノの欧州事業は1982年に「Mizuno UK Limited」の設立を機に、ゴルフ用品やランニング用品を中心にビジネスを拡大してきました。近年ではハンドボールなどの屋内競技や競技用ユニフォームなどのアパレル事業の展開にも注力をしてきました。その結果、欧州事業の売上は150億円規模にまで成長しています。新型コロナウイルス感染症の影響下でも、7月から9月のゴルフやランニングカテゴリーの売上合計は対昨年117％（同期比）と好調に推移しています。
一方で、これまでの欧州事業はミズノ海外支店^※1とミズノ子会社^※2が混在する複雑な組織構造のため、経営判断の迅速化と経営効率化をいかに実現するかが課題となっていました。
※1 イギリス、オランダ、ドイツ、フランス、スウェーデン、デンマーク
※2 イタリア、スペイン、ノルウェー

「Mizuno Europe B.V.」の設立を機に、まずは2021年1月にフランス支店事業を新フランス子会社「Mizuno France SAS」に移管します。その他の欧州支店についても2022年に子会社に事業を移管し、欧州の事業拠点は全て「Mizuno Europe B.V.」の子会社とする予定です。全体最適の観点から経営判断の迅速化と経営効率化を進めます。

今回の事業再編により、2025年には欧州事業の売上を270億円規模まで成長させることを目指しています。

Mizuno Europe B.V. President 岡本 充博 のコメント

「多様なニーズが存在する欧州市場において、特にここ数年、ゴルフやランニング等のプロダクトに対してユーザーから高い評価をいただいており、日本のパフォーマンスブランドとしての存在感の高まりを感じています。今回の再編を機にユーザーに対してよりダイレクトなアプローチを強化し、より上質なブランド体験の提供を目指します。また、競技スポーツカテゴリーにくわえ、ライフスタイル市場へのアプローチも強化する予定です。」

記

<Mizuno Europe B.V. 概要>