ミズノは「持続可能な開発目標(SDGs)」の
実現に貢献します。

ミズノのSDGsに関する取り組み

持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。

ミズノは、「より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する」という経営理念のもと、スポーツの歓びや幸せを人々に届けることを目指し、良質なスポーツ品の提供と併せてスポーツの振興に110年以上にわたり取り組んできました。
創業者 水野利八の言葉「利益の利より道理の理」は、スポーツの振興に力を尽くし、その結果としてスポーツの市場が育ち、それがめぐり巡って、事業収益につながるという考え方であり、その想いは、創業から今に至るまで変わらず、ミズノグループの全社員に受け継がれています。
持続可能な社会の実現と美しい地球環境の保全のために、ミズノは今後も引き続き、サステナビリティに配慮した誠実で責任ある事業活動を行うとともに、スポーツの持つ力を活かして世界全体の持続可能な社会の実現に貢献していきます。

スポーツSDGsについて

SDGsの17項目の達成に向けた課題に取り組む重要なツールとして、スポーツがその役割を果たすことは国連からも期待されています。変化の激しい時代を迎える中、スポーツがもたらすさまざまな価値が改めて見直され、スポーツへの期待がより高まっています。
ミズノはSDGsの考え方に賛同し、スポーツを通じたSDGs達成への貢献を目指しています。

スポーツSDGs(スポーツ庁:外部リンク)

「持続可能な開発目標(SDGs)」の実現に向けて、ミズノは、以下5つの目標に対して2023年度は最も貢献できると考えています。
※各SDGsアイコンをクリックすると、詳細ページをご覧いただけます。

3.すべての人に健康と福祉を

3.すべての人に健康と福祉を

スポーツの力を活用した健康寿命の延伸・福祉に関する取り組み

4.質の高い教育をみんなに

4.質の高い教育をみんなに

日本の体育教育を海外へ展開

9.産業と技術革新の基盤をつくろう

9.産業と技術革新の基盤をつくろう

スポーツによる社会イノベーション創出ミズノ 新研究開発拠点を設立

12.つくる責任つかう責任

12.つくる責任つかう責任

創業者精神「ええもん作んなはれや」の継承

13.気候変動に具体的な対策を

13.気候変動に具体的な対策を

気候変動対応として、CO2排出量削減取り組みなど、商品を通じた環境影響の緩和に関する取り組み

ミズノの各事業とSDGsの関連付け

ダイアモンドスポーツ事業

1906年の創業以来、長きに渡り野球と共に歩んできたブランドとして、これから先も品質に徹底的にこだわった製品の提供を通じて、野球の普及と発展に力を尽くし、多くの人に楽しさ・喜びを届けていきます。

取り組み事例

  • グラブなどの野球品を修理するワークショップ活動を1970年代から米国・日本で実施
  • 地域コミュニティーの形成や生涯スポーツへの貢献
  • グラブ革の端材やバットの不適格材を再利用し新たなものに生まれ変わらせ、廃棄を極力減らす活動を実施
ダイアモンドスポーツ事業

コンペティションスポーツ事業

競技者のパフォーマンスアップに向けた機能性の高い商品を開発し、さらにその機能を一般向けの商品にも展開しています。また、2007年からは、現役のアスリートや、かつて第一線で活躍したOB/OGによる実技指導などのスポーツ振興も行っています。

取り組み事例

コンペティションスポーツ事業

ライフ&ヘルス事業

年齢・性別・障がいの有無などに関わらず、すべての人々が、健康でやりたいことができている未来を実現するために、企業の健康経営や健康維持・増進に効果的な運動プログラムの提案をしています。また、アスリートの動作解析技術を応用し、加齢によって低下した機能を衣服や用具でカバーできる製品開発も進めています。

取り組み事例

  • 健康寿命と関連がある歩行動作/タイプを測定、一人ひとりにあった運動方法を提案する「Motion DNA」
  • 睡眠領域アイテム「MIZUNO SLEEP」をスタート。一般の方にとっても、アスリートにとっても大事な「睡眠」をスポーツ分野で培ってきたテクノロジーやノウハウを睡眠領域へ展開。
  • ミズノヘルシーインテリアを展開、「いつもの時間、空間にプラス」をコンセプトに、リビングなど日常空間で行う手軽な運動で健康づくりをサポート
ライフ&ヘルス事業

ワークビジネス事業

「一人ひとりを、今日も主役に」をコンセプトに、スポーツシーンで培った開発テクノロジーと機能をワークシーンにも生かし、労働環境の課題解決に挑戦しています。

取り組み事例

  • スポーツの現場で培った技術・素材を用いたウエアやシューズの開発
  • 使用済みペットボトルでエコユニフォームを製造
  • 広域認定制度により、使用済ユニフォームを回収、リサイクル
ワークビジネス事業

ゴルフ事業

全国約70カ所に及ぶミズノゴルフスクールの展開で、気軽にスポーツを楽しめる環境づくりの提供を実施。年齢、性別にとらわれず多くの方が参加できる体制を整えています。

取り組み事例

  • ゴルフバックにリサイクルポリエステル材の採用、シューズにリサイクル人工皮革の採用
  • 健康寿命の延伸のためのゴルフ提案
  • ゴルフ用品の製造で培ったカーボン技術をスポーツ以外の分野にも展開。トヨタ自動車の燃料電池自動車「MIRAI」に設置されている水素貯蔵タンクの外殻部分にミズノ製カーボン素材が採用
ゴルフ事業

スポーツ施設サービス事業

全国で1,200施設以上のスポーツ施設運営や年齢に合わせた運動プログラムを提供し、地域の一員として、気軽にスポーツに触れ合える「場」と「コト」を提供しています。新たな素材やシステムの採用により、環境にもやさしいスポーツ施設の整備にも積極的に取り組んでいます。

取り組み事例

  • 楽しみながら運動できるプログラム「めざせ!しのびポケモン ゲッコウガ!」や運動が苦手な子どもたちへのプログラムに「縄跳び」を加え、スポーツに気軽に触れる機会を拡大
  • 羽曳野市様より「高年生きがいサロン介護予防事業」を受託。住民主体での活動を目標に、地域での健康活動をサポート
  • 株式会社伊藤園と共同開発したリサイクル人工芝充填材「Field Chip Greentea」や、マイクロプラスチック流出防止システムなど環境配慮商品、システムの導入を推進
スポーツ施設サービス事業

ミズノのマテリアリティ(重要課題)

ミズノは、社会・経済・環境への影響について把握し、より効果的な活動につなげるため、優先的に取り組みを強化すべき課題をステークホルダーおよびミズノにとっての重要性の視点から選定し、2015年に「CSR・サステナビリティ上のマテリアリティ(重要課題)」の特定を行いました。
2020年4月に、当社グループは、SDGsの考え方を採り入れ、「長期経営方針」を改定し、同時に「SDGs推進指針」と「価値創造ストーリー」を策定しました。
変化の激しい新たな時代を迎える中、2021年度には、「価値創造ストーリー」の内容を踏まえ、当社グループに深く関わる社会課題を整理し直すとともに、これまでの実績を整理し、2015年に策定したマテリアリティの見直しを実施しました。

新マテリアリティと関連する主なSDGs

外務省ホームページ

ミズノは関西SDGsプラットフォームに参画しています(外部リンク)

https://kansai-sdgs-platform.jp/

ミズノは地方創生SDGs官民連携プラットフォームの会員です(外部リンク)

https://future-city.go.jp/platform/