1906年の創業以来、私たちが常に大切にしてきた価値観の一つがフェアプレー。

私たちの製品は世界各国で生産を支える人たちによって、生み出されています。その人たちの人権や安全衛生に問題があっては、私たちのモノづくりは成立しません。私たちは、2004年からサプライチェーン上の仕入先やOEM工場等における人々の人権や安全衛生を含む労働状況や、社会への配慮に問題がないかを確認するため、工場の現地でCSR監査を継続的に実施してきました。

改善すべき重大な問題が見つかった場合には、ミズノのモノづくりに関わる人たちが安心できる労働環境となるように仕入先や工場に働きかけます。

今後もフェアプレーの精神にのっとり、全ての人々が笑顔で輝ける労働環境の維持のため活動を続けます。

私たちは、ユニセフ(国連児童基金)と公益財団法人日本ユニセフ協会が2018年に発表した「子どもの権利とスポーツの原則」の趣旨に共鳴し、賛同企業として参加しています。

遊びやスポーツを楽しむことは「子どもの権利」であり、子どもの心身の成長を促す大きな力になりますが、スポーツの現場の一部には、子どもに対する暴力的な指導や、子どもの心身の発達に配慮しない過度なトレーニングが強いられるケースが見受けられることもあります。

私たちは、子どもが子どもたち自身のためにスポーツをし、自身の能力や可能性を最大限発揮できる環境を守りたいと考えています。

持続可能な社会の実現に向けて、スポーツを通じて世界中の子どもたちが健やかに、そして安心してスポーツを楽しめるよう、私たちは、楽しみながら体を動かすことができる運動プログラムの開発や環境づくり、子どもたちとの適切な関わり方を学んだ指導者の育成など様々な取り組みを進めていきます。