記念事業

50周年記念事業

2020年、(公財)ミズノスポーツ振興財団は創立50周年を迎えました。記念事業として、シンポジウムなどを計画していましたが、新型コロナウイルス感染拡大により残念ながら中止せざるをえませんでした。その50周年にあたり、当時のスポーツ庁長官、(公財)日本スポーツ協会会長、(公財)日本オリンピック委員会会長、国際オリンピック委員会会長から祝辞をいただきました。

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鈴木 大地スポーツ庁長官

創立50周年を迎えられましたことを心よりお慶び申し上げます。ミズノスポーツ振興財団は、1970年の 創立以来、わが国のスポーツの普及、振興に情熱をもって取り組み、国民の心身の健全な発達に資する ことを目的に活動し続けてこられました。貴財団の50年の長きにわたる努力に対しまして、敬意と感謝 を申し上げます。スポーツ庁といたしましても、一人でも多くの方々にスポーツに親しんでいただき、生活の中に自然とスポーツが取り込まれている「スポーツ・イン・ライフ」という姿を目指し、様々な施策に取り組んでいるところです。50周年の節目を契機に、ミズノスポーツ振興財団のますますの発展を祈念いたしますとともに、スポーツ参画人口の拡大に向けて、皆さまの更なるご活躍を期待いたします。

鈴木 大地

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伊藤 雅俊公益財団法人日本スポーツ協会 会長

公益財団ミズノスポーツ振興財団が創立 50周年を迎えられますことを心からお慶び申し上げます。
当協会では、スポーツは「自発的な運動の楽しみを基調とする人類共通の文化」であると考えており、貴財団にはこの主旨をご理解いただき、創立以来多くのご支援をいただいてきたことに対して、改めて敬意を表するとともに、感謝申し上げます。
スポーツはプレーヤーや指導者をはじめ、関係する多くの人々に支えられています。今後もスポーツの意義と価値を高めるとともに、スポーツを愛するすべての人々を応援し続けられることをお願いし、お祝いの言葉とさせていただきます。

伊藤 雅俊

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山下 泰裕公益財団法人日本オリンピック委員会 会長

公益財団法人ミズノスポーツ振興財団におかれましては、本年創立50周年を迎えられますことを、心よりお祝い申し上げます。
ミズノスポーツ振興財団が創立以来、スポーツの普及、振興のために様々な活動を継続して実施され続けてこられたことに深く敬意を表します。競技団体を統括し、アスリートの育成及び強化、そしてオリンピックムーブメントを推進するJOCといたしましても、これらの活動を従来より支援いただいていることに対し感謝申し上げます。ミズノスポーツ振興財団が、令和という新しい時代のスポーツの発展に更なる貢献をされることを祈念しお祝いのことばといたします。

山下 泰裕

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トーマス・バッハ国際オリンピック委員会 会長

As you celebrate your 50th anniversary, I would like to congratulate the Mizuno Foundation on this important milestone. For half a century, the Mizuno Foundation has been at the forefront of promoting sport and its values in Japan and throughout the world.

With the Olympic Games Tokyo 2020 on the horizon, this 50th anniversary is taking place at a defining moment for sport in Japan and the worldwide Olympic Movement. On this landmark occasion, you can look back with pride on being an important part of so many iconic moments, new records and unforgettable sporting achievements in Olympic history.

My thanks and gratitude go to the Chairman of the Mizuno Foundation, Mr. Akito Mizuno, as well as the former Chairman, Mr. Masato Mizuno, for their steadfast support for the Olympic Movement over the many years. In our interconnected world, we know that we can shape the future of sport only in cooperation with our partners, friends and stakeholders. This is why we are grateful to the Mizuno Foundation for their unwavering commitment to our shared goal of making the world a better place through sport.

In this Olympic spirit, I wish you all the best for next 50 years and beyond.

ミズノ財団の皆様
ミズノ財団が重要な節目である50周年を迎えるにあたり、心よりお祝い申し上げます。半世紀にわたり貴財団は日本国内にとどまらず、世界中にスポーツの振興、そして、その価値を広げるために、最前線で活動されてきました。

2020年東京オリンピックを目前に控え、この50周年を迎えられたことは日本のスポーツや世界中のオリンピックムーブメントにとりましては、これ以上の決定的な瞬間はございません。貴財団におかれましては、過去のオリンピックにおいて多くの象徴的な瞬間や新記録、記憶に残るスポーツ功績の重要な場面で貢献されました。この歴史的にも記念すべき機会に、これまでの功績を、誇りをもって振り返ることができると思います。

長年に渡りオリンピックムーブメントに対して継続的にご支援をしていただいているミズノ財団の水野明人会長、そして水野正人前会長に心から感謝の意を表します。世界は相互につながっております。その中で、私たちはパートナーや友人、利害関係者の協力があってこそ、スポーツの未来を形作ることができると認識しております。だからこそ、スポーツを通じて世界をより良い場所にしていくという共通目標に対して揺るぎない献身を続けられている貴財団に感謝しています。

このオリンピック精神により、貴財団の今後の50年、そしてそれ以降においても素晴らしい活動をご継続されることを心から願っています。

トーマス・バッハ

ミズノ・オピニオンズ・コンサート

「全人間への旅―スポーツ」をメインテーマとして、1982年、86年、90年、96年の計4回開催。「全人間」とは「知・情・意」を調和させ、人間として最も昇華した状態を哲学的に表現したもの。文化としてのスポーツを考え、語り、将来の展望を打ち出そうと企画。オリンピックを通して、このテーマをより深く、幅広く追求するためにパネルディスカッションやディベイト、トークショーを中心に講演・ビデオ映像などをまじえてプログラムを構成し、さらにパネリストには内外の識者を選び、地球規模でこのテーマが考えられることを期待して実施した。

第1回 1982年4月2日(金)・3日(土)
第2回 1986年4月4日(金)・5日(土)
第3回 1990年9月12日(水)
第4回 1996年3月2日(土)

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第4回 IOCスポーツ環境世界会議

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2001年11月3、4日の両日、IOC主催、ミズノスポーツ振興会等の共催により長野市で開催された。海外からのゲスト142人を含む364人が出席。「この星にスポーツを!」を確実なものとするため、スポーツ活動及び日常活動における持続可能な開発の原則を普及し、地球規模でこの原則を奨励することへの誓いを宣言。「オリンピック・ムーブメントはスポーツを通じて、持続可能な開発の達成に貢献する能力と責任があると認識する」「IOCおよび1999年第3回スポーツ環境世界会議において採択されて以降、オリンピック・ムーブメント・アジェンダ 21 の実施において進歩があったことを認める」などの決議が採択された。

スポーツ・シンポジウム「Sports for All Children全ての子ども達にスポーツを」

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2006年1月8日、ミズノスポーツ振興会の水野正人会長が次世代に向けたスポーツの提言を行った。「君たちは皆、人類に夢と感動を与えてきたスポーツをする権利を持っている。フェアプレー、フレンドシップ、ファイティング・スピリットの 3 つの精神を与え、人間に大切な『いたわり』、『やさしさ』、『たのもしさ』を持つことができる」と述べた。また、「私たちはスポーツの振興を通じて子ども達の健やかな成長と未来の平和のために貢献するとともに、国、民族を超えて全ての子ども達にスポーツができる場と機会の提供に努める」などを提言した。

スポーツ・クリニック「MIZUNO Dream Support Project in Tokyo Dome」

2006年1月15日、東京ドームで開催した。主催はミズノスポーツ振興会、ミズノ国際スポーツ交流財団、ミズノ株式会社の3団体で、文科省、環境省、IOC、JOC、日本体育協会が後援。プロアスリートやオリンピアンたちが講師となって野球をはじめ、柔道、ゴルフ、バレーボール、テニス、サッカー、陸上のクリニック教室を開いた。野球から松井秀喜氏、柔道の古賀稔彦氏、女子プロゴルフの岡本綾子さん、バレーボールの大林素子さん、テニスの松岡修造氏らが手取り足取り熱心に実技指導、2409人の参加者がアスリートから多くを学んだ。

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主な後援事業

  • JOA セッション

    主催:NPO法人日本オリンピック・アカデミー

  • JAPEW SUMMER SEMINAR

    主催:NPO法人日本オリンピック・アカデミー

  • 全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)

    主催:( 公社) 日本女子体育連盟、神戸市及び神戸市教育委員会