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日本国のスポーツの振興に必要な事業を行い、もって国民の心身の健全な発達に資する

公益財団法人ミズノスポーツ振興財団は、ミズノ(株)の創業者水野利八の遺志により1970年に創立された(財)ミズノスポーツ振興会と、ミズノ(株)2代目社長水野健次郎の意思により1977年に創立された(財)ミズノ国際スポーツ交流財団の合併にともない、2011年に誕生しました。
これまで「日本国のスポーツの振興に必要な事業を行い、もって国民の心身の健全な発達に資する」ことを目的に活動してまいりましたが、これからもスポーツの普及・振興とスポーツの国際交流の発展に向け活動してまいります。

さて、昨年は新型コロナウイルスの影響も沈静化し、我々の生活も「コロナ前」に戻ったと実感できる年となりました。スポーツでは、野球、ラグビー、水泳、陸上などで世界的なイベントが開催され、スポーツの力、すばらしさを感じることができました。
今年はパリの夏季五輪、パラリンピックを控え、一層スポーツに注目が集まることになります。アスリートの活躍による多くの感動や湧々(わくわく)するドラマが生まれることでしょう。   
私たちもスポーツだからこそ生み出せるこの湧々するドラマに、スポーツの普及振興に寄与することでかかわっていきたいと思います。

具体的事業では、創立当初から実施している競技団体などへの団体助成事業、若手研究者へのスポーツに関する研究助成事業、指導者を表彰する「ミズノスポーツメントール賞」、ノンフィクション、報道とその著者を表彰する「ミズノスポーツライター賞」などを継続実施していきます。
さらに今後は、将来を担う子どもたちがのびのびとスポーツができる環境づくり、及び人生100年時代に向け重要視される健康寿命を延ばすことへも貢献できる活動を目指してまいります。

水野明人