4つの自主事業

1.ミズノスポーツメントール賞

メントール賞

(公財)日本スポーツ協会(JSPO)、(公財)日本オリンピック委員会(JOC)との共催で1990年度に創設された。わが国の競技スポーツおよび地域スポーツにおいて、選手の強化・育成、地域スポーツの普及・振興に貢献した指導者を顕彰するとともに、優秀な指導者の育成を目的としている。毎年、メントール賞ゴールド1名、シルバー2、3名、メントール賞約10名を選出。第1回のゴールド受賞者はシンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング)で数々の国際大会の監督を務め、オリンピックメダリストを育てた金子正子氏。過去には(公財)日本オリンピック委員会会長の山下泰裕氏も受賞している。

2.ミズノスポーツライター賞

ライター賞

メントール賞と同じく1990年度に創設された。優秀なスポーツライターの活躍と業績、およびその作品を対象とした顕彰。スポーツノンフィクションと報道、評論活動に関する優れた作品から選ばれる。スポーツ文化の発展とスポーツ界の飛躍を期待し、これからの若いスポーツライターの励みになることを願い、毎年、最優秀賞1点、優秀賞2点程度を表彰している。受賞者については学識経験のあるスポーツ関係者、芥川賞作家らが集まって選考委員会を開き決定する。

3.研究助成事業

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スポーツに関する科学的研究に対する援助を1970年創立当初から継続している。研究の目的は「わが国におけるスポーツの普及、振興、発展に寄与することを目的とすること」、研究助成の対象は、体育学、医学はもとより、人文科学・社会科学・自然科学の分野において、スポーツを研究対象としてスポーツとは何かを考え、その振興、発展に寄与する研究とする。新進気鋭の研究者による斬新な着想を期待している。

4.記念事業

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「ミズノ・オピニオンズ・コンサート(MOC)」を1982年、86年、90年、96年の計4回開催したのをはじめ、「IOC環境世界会議」を2001年11月3、4日に、2006年には「Sports for All Children 全ての子ども達にスポーツを」と題してスポーツ・シンポジウムが行われた。さらに同年1月15日に「MIZUNO Dream SupportProject ㏌ Tokyo Dome」と銘打って元ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜氏らプロアスリート、オリンピアンらが講師となって実技指導を行うスポーツ・クリニックを東京ドームで開催した。