H.M
グローバルイクイップメントプロダクト部
デザイン課
2016年入社。
入社後、7年間アパレルデザインを担当し、現在は硬式テニスラケットやソフトテニスラケットといったプロダクトデザインを担当。
Q1ミズノへの入社を決めた理由は?
大学でアパレルデザインを学んでいましたが、シューズやバッグのデザインがしたいと考え、プロダクト系メーカーを中心に就職活動を行っていました。
就職活動中、私が求めていたのは単にデザインを突き詰めていく環境ではありませんでした。自分とは異なる専門性を持つ人々と協働しながら、より良いものづくりができる環境でデザインに取り組みたいと考えていました。そういう意味では、さまざまな機能性を備えた生地や独自の機構を開発し、それらをものづくりに取り入れていくミズノは、まさに理想の環境でした。加えて、スポーツそのものも好きで楽しんでいたので、自分が好きなものがあって、自分が興味のある人たちと一緒に働ける環境が整っているのなら飛び込んでみようと考え、ミズノへの入社を決めました。
Q2これまでの仕事の中で印象に残っていることは?
アパレルデザインを担当していた当時、たまたま家族で見ていたテレビ番組の中で、私がデザインした商品が画面に映し出されたことがあったんです。それは、とある大会限定のアイテムで、テレビを見ていた当時から約2年前に発売された商品でした。番組内で将来有望な選手として紹介された学生さんが番組インタビューで着用してくれていたんです。この番組を見た家族がとても喜んでくれたと同時に、私自身も、自分がデザインした商品を2年も大切に持っていてくれたことに、嬉しさを感じたのを覚えています。また、インタビューを受けていたその学生さんにとって、しっかり「記念になる」ものになっていたと思うと、とても印象に残る仕事になりました。
この出来事以来、大会限定のアイテムをデザインする時はシンプルさやカッコ良さ、トレンド感よりも「記念になる」という点を強く意識するようになりました。
Q3今後ミズノで成し遂げたいことや
夢はなんですか?
これまでもアパレルやプロダクトのデザインに携わる中で「使う人が愛着を持てるデザイン」を意識して取り組んできました。また、ミズノではレディースアパレルはもちろんのこと、マットレスなどの寝具や健康器具、ワークアイテムといった多くの新しいジャンルに挑戦しています。しかし、まだ「ミズノ=競技者向けのスポーツメーカー」というイメージを打ち破るまでには至っていません。
今後は、ファッションの側面が強いアパレルとスポーツの要素が強いプロダクトの両方でデザイン経験があることを生かして、「ファッションからのスポーツ」、「スポーツからのファッション」といった新たなつながりを生み出すような仕事に挑戦したいです。
最終的には、ブランドへの愛着が高まるような体験を生み出すプロジェクトを手掛け、新しいミズノのブランドイメージの構築に貢献することが私の夢です。

