K.M

グローバルフットウエアプロダクト本部 企画・開発・デザイン部 製品開発課

2017年入社。
入社以来、生体力学をスポーツに応用したスポーツバイオメカニクス分野の基礎研究経験を積み、現在は野球、ソフトボール用シューズの開発を担当。

Q1ミズノへの入社を決めた理由は?

就職活動をする中で、子どもの頃から好きだったスポーツの発展に何かしらの形で貢献したいと考えるようになりました。
幼い頃からプロ野球選手になりたいと思うほど野球が好きでしたが、大会などで上手な選手のプレーを見てそのハードルの高さを実感したんです。それでも野球が好きなのは変わらず、自分にできることを考えた結果、「プレーよりも『野球を考える』ことなら自分も活躍する場があるのではないか」と思うようになりました。以来、スポーツメーカーの研究開発分野で働くという目標から逆算して大学を選び、学生時代を過ごしました。そして「野球×科学」の視点でスポーツメーカーを見た時、先進的な用具開発を進めるミズノが良いと考えました。
また、大学生時代に経験した教育実習でスポーツに苦手意識を持つ子どもたちに出会ったことで、子どもたちに「スポーツって楽しい!」と感じてもらえるような環境づくりがしたいと思ったことも大きな理由になっています。

Q2これまでの仕事の中で印象に残っていることは?

入社後すぐに取り組みはじめた基礎研究によって作りあげた製品機能が、実際の製品には搭載できないと判断されたことです。2〜3年掛けて取り組んできて自信があるテーマだったので、正直悔しさだけが残りました。ただ、学生時代の研究とは異なり、企業の研究開発では製品の実現可能性やその製品機能に需要があるのかといった視点を持たなければならないことを学びました。
この経験をしてからは、開発テーマを決める際は企画や開発にどんな需要が発生しているか、どんな中期計画を立てているかを確認し、自分自身の能力や知見を発揮できるようテーマを定めて研究を進めました。その結果、自分の研究開発によって生まれた機能が野球のスパイクシューズに搭載されました。
自分の考えが形になり、それを選手たちが認めてスパイクを履いてくれる姿を見た時、本当に嬉しかったです。

Q3今後ミズノで成し遂げたいことや
夢はなんですか?

ひとりでも多くの人にスポーツの楽しさや素晴らしさを届ける役割を担いたいです。
最近は、子どもたちが気軽にスポーツをする機会や場所が減少しているように感じます。学生時代、運動が苦手だったり嫌いな子どもが多くいることに気づく機会がありました。そうした子どもたちにスポーツの面白さや楽しさを体感してもらい、スポーツを好きになってもらうお手伝いがしたいです。
まずは、現在の担当業務であるシューズの開発という立場から、できることにトライしたいです。たとえば、子どもたちがスポーツの素晴らしさや楽しさを体感するための最初の一歩をサポートする、そんなシューズを作りたいですね。

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