J.T

グローバルイクイップメントプロダクト部 デザイン課

2019年入社。
野球のグラブやバット、防具のデザインを担当し、田中将大選手のグラブや村上宗隆選手のロゴマークといったプロ野球選手の用具デザインも手掛ける。

Q1ミズノへの入社を決めた理由は?

私がデザインに興味を持ったきっかけは、子どもの頃にプレーしていたサッカーのシューズなんです。だから就職活動はシューズデザインができる会社を軸にして活動していました。さらに私自身は面白い仕事がしたい、たとえ仕事であっても人と同じことはしたくなかったんです。自分の可能性を潰すことなく、むしろ可能性を広げてくれるような環境がある企業で働きたいと考えていました。
ミズノという会社はもちろん子どもの頃から知っていましたが、新しいコトやモノを生み出すことに積極的で、鉄下駄を作って販売するような誰もやらないようなことに真面目に取り組む、そんな良い意味で「愚直でひたむきな会社」というイメージを持っていました。ミズノの会社説明会に参加する中で、他社にはない視点でものづくりに取り組んでいることを知り、「面白そうな会社だな。ミズノで働いてみたい」と思うようになりました。

Q2これまでの仕事の中で印象に残っていることは?

印象に残る仕事はたくさんありますが、2つピックアップします。
ひとつは、田中将大選手が日本プロ野球界に復帰する際、特別なグラブマークとグラブのデザインをさせていただいたことです。グラブマークは特別感のあるマークを追い求めて1年以上掛けて開発したもので、OKをいただけた時は本当に嬉しかったです。
もうひとつは村上宗隆選手のロゴマークデザインです。2022年シーズンに向けて「三冠王を取りたい」というコメントをいただきました。そこで三冠王をイメージしたロゴマークを作成して提案し、グラブなどの用具に入れていただけました。そこには三冠王のイメージに加えて村上選手やファンが喜ぶ姿をモチーフとし、常に自分の目標を確認できるロゴデザインを目指しました。実際に村上選手が三冠王を獲得し、本当に思い出深い仕事になりました。
選手個人の用具デザインは、選手本人の希望を尊重することはもちろん、ロゴを通じて選手自身もまだ気づいていない姿や表情、魅力を表現することを意識しています。

Q3今後ミズノで成し遂げたいことや
夢はなんですか?

使いやすい、カッコいいデザインに越したことはありませんが、使う人のモチベーションを上げるようなデザインを目指しています。そしてミズノの野球用具のデザインに携わる以上は、常に「憧れ」を創造し続けることを意識しています。野球人にとってミズノプロは憧れのグラブですから、熟練の職人による本物のグラブであることを伝えるデザインを生み出し続けたいですね。
そして、将来はミズノの野球関連のデザインで培った経験を活かして、さまざまな製品のデザインに取り組んでみたいです。

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