新幹線のアルミをリサイクルしたバット

新幹線のアルミをリサイクルしたバット

子どもたちに大人気の新幹線が、子ども用の野球バットに生まれ変わりました。

JR東海グループでは、廃車となった東海道新幹線の車体から出る大量のアルミニウムをリサイクルする手法を確立し、特許を取得しました。この『東海道新幹線アルミ』はアルミニウムを新製する場合に比べ、CO2排出量を約97%低減する特長があり、同グループではそのさらなる活用先を模索されていました。

一方、ミズノでは、2050年カーボンニュートラルの実現にむけて、様々な環境負荷低減の取り組みを推進しており、特に製品そのものの環境負荷低減が求められていました。

JR東海グループとミズノ、それぞれの課題を持った両社が「夢を追いかける少年少女を応援していきたい」という思いの下で協力し、東海道新幹線のリサイクルアルミニウムを原材料とする子ども用アルミニウムバットを開発しました。

ミズノでは、外部のパートナーと積極的に協力しながら環境負荷低減に取り組み、いつまでもスポーツが楽しめる豊かな地球環境を守り、次世代に引き継ぐことを目指しています。

新幹線のアルミをリサイクルしたバット
新幹線車両に使用されていたアルミを活用
付着した不純物の除去
高純度のアルミ合金を抽出
再生アルミ合金ビレット(元素材)に成形
サステナビリティレポート