天王寺動物園での木バット不適格材の活用

天王寺動物園での木バット不適格材の活用

ミズノの木製ベースボールバットは、職人が丁寧に削りながら微調整を繰り返し製造しています。一見問題ない木材でも削る過程で木の節が現れることがあります。これらは使用時に節からバットが折れる可能性があるため、木バット不適格材となり製品としては販売ができません。

ミズノでは、こうした天然素材であるがゆえに野球の強度や外観を満たせない素材を、廃棄することなく、アイデア1つで、役に立つ、価値のあるモノに繋げようと日々考えています。

このたび、大阪の天王寺動物園に同不適格材を300本寄贈しました。
これらの木材はオウム科のキバタンの止まり木やオナガザル科のブタオザルの渡り木、さらに園内の柵としても使用いただいています。
天然の素材ならではのやすらぎを動物たちが感じてくれればと願っています。

ミズノは1991年から環境保全活動を行っており、2050年にはカーボンニュートラルの実現を目指しています。人だけでなく、動物、その他の生き物たちのものでもあるこの地球環境を守り、未来の世代に引き継いでいきたいと考えています。

天王寺動物園での木バット不適格材の活用
天王寺動物園での木バット不適格材の活用
天王寺動物園での木バット不適格材の活用
天王寺動物園での木バット不適格材の活用
サステナビリティレポート