グラブ革の端材をつなぎ合わせたTSUNAGI GLOVE
ミズノの野球グラブは良質な革から弾力性や耐久性などを考慮し、グラブの各部位に適したパーツを切り出し、熟練のクラフトマンの手によって製造されています。
この製造工程から、どうしても使用されない端材が大量に発生することが課題となっていました。
これらの端材を廃棄せずに再利用する方法を考える中で、“継ぎ接ぎでもグラブを製作できないか”とのアイデアから、軟式野球用グラブ「TSUNAGI GLOVE」が開発されました。
クラフトマンの技術で、多くのパーツを組み合わせ、なおかつしっかりとボールが捕れるグラブの立体形状の成形を実現しました。端材のランダムな組み合わせで、一つしかない個性的なデザインに仕上がっています。
ミズノは、廃棄物の削減、CO₂の削減など地球環境保全活動に取り組んでいます。
また、個性豊かな「TSUNAGI GLOVE」が示すように、子どもから大人まで、誰もがそれぞれの楽しみ方で野球に触れてほしい、多様性が尊重される社会を実現したい、という思いを持っています。