画像

環境負荷低減に貢献する人工羽根バドミントンシャトル「TECH FEATHER 03」

バドミントンの公式戦で使用されるシャトルは、通常天然の水鳥の羽で作られたものが使用されています。
この天然素材を使用したシャトルの製造工程では羽根部分の「洗浄・消毒・脱色」を行うために大量の水が必要です。また耐久性が低く、成人男子の大会では打撃時の衝撃により数回のラリーでシャトル交換をする必要があります。

これらの課題を解決するために、長年、人工のシャトルの開発が進められてきました。人工のシャトルは、天然素材のシャトルに比べて耐久性が約2倍※1あり製品寿命が長くなります。また、人工のシャトルを作る過程では「洗浄・消毒・脱色」の工程がなく、水の使用量を削減することができます。

しかしながら、人工のシャトルの飛行性能は天然素材のシャトルとは特性が異なる為、あまり普及してきませんでした。

ミズノは、長年の素材や人工羽根の形状の研究により、天然素材のシャトルとほぼ変わらない飛行性能※2を持つ人工のシャトルを開発することができました。
開発した「TECH FEATHER 03」(テックフェザーゼロスリー)」は、日本バドミントン協会の公認球として認定され、2020年からレディース・ジュニアの大会を中心に各地の大会で使用され始めています。

私たちがこれまでに培ってきた技術を、スポーツの領域における様々な課題解決につなげ、サステナブルな未来の実現に貢献していきます。

※1,2ミズノ調べ

マシンを使用しての同条件で打ち出し、落下地点の近いシャトルの軌道を比較
(ミズノ調べ、商品により多少異なります)

サステナビリティレポート