木バット不適格材活用 豊中市との取り組み
ミズノの木製ベースボールバットは、職人が丁寧に削りながら微調整を繰り返し製造しています。一見問題ない木材でも削る過程で木の節が現れることがあります。これらは使用時に節からバットが折れる可能性があるため、製品として販売できず、木バット不適格材となり通常廃棄されていました。
ミズノではこうした廃棄物を削減するため、木バット不適格材の有効活用を進めています。
このたび、同不適格材約200本を、高校野球発祥の地である豊中市(大阪府)に寄付を行いました。市民向けイベントで子どもたちのバット塗装体験に活用いただきました。また併せてミズノテクニクスから技術者を派遣し、バット削りの実演を行うことで、さまざまな職業を知り将来の選択肢を広げるキャリア教育の機会創出、廃棄物削減による環境負荷の低減というサステナビリティ活動につなげています。
ミズノは今後も様々なパートナーと連携し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。