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エントリー層向けスポーツ用義足板バネで、誰もが義足でもスポーツを気軽に楽しめる世界に。

従来、スポーツ用の義足板バネ(ブレード)は、記録の更新や競技会での順位を競うトップアスリート向けのものばかりでした。
歩くことを目的にした日常用義足では走れない上、走ることを可能にするスポーツ用義足板バネは、高価でメンテナンスや調整が難しいとされています。そのため一般の下肢切断者は、走る動きを伴うスポーツを楽しむことを諦めるしかないのが現実でした。

そんな中、2021年の国際大会では、ミズノと総合福祉機器メーカーの今仙技術研究所が共同開発したトップアスリート向けスポーツ義足板バネ「KATANAΣ(カタナシグマ)」を履いた選手が出場し、日本の義足板バネ技術を世界に披露しました。さらにトップ選手向け義足板バネを開発した際に得られたノウハウを生かし、義足を装着して初めて走る人を対象としたエントリー層モデル「KATANAα(カタナアルファ)」を開発しました。「KATANAα」は日常用義足から簡単に交換できる上、従来のスポーツ用義足板バネよりもリーズナブルな価格を実現しています。これにより下肢切断者も気軽に走る動きを伴うスポーツを楽しめるようになります。

ミズノは「できなかったことができるようになる」という喜びを提供し、いつでも、どこでも、誰もが、自由にスポーツを楽しめる豊かな未来の創造に取り組んでいます。さらに、その実現のためのパートナーシップも推進し、社会課題を解決していきます。

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サステナビリティレポート