健康寿命延伸を目指して、膝にやさしいシューズの開発

健康寿命延伸を目指して、膝にやさしいシューズの開発

歩くことは健康な暮らしを楽しむための基本の一つと言えます。
いつまでも元気よく歩き続けたいものです。

新潟医療福祉大学 医学博士の大森豪教授によると、日本人女性の約9割は膝の内側に負荷がかかりやすい骨格をしているとのことです。
歩行時に、ひざの内側の、本来はクッションの役割を果たすはずの関節軟骨がすり減ることで骨と骨がぶつかり負担がかかります。
いつまでも元気に歩くためには、この膝の内側への偏りを解消することが重要です。

※2008年厚生労働省データによる

ミズノでは、大森教授の監修のもと『ひざ優導ソール』を搭載したシューズ「YOUDO(ユウドウ)」を開発しました。
やわらかく沈み込む高クッション性のソール素材を足の内側に配し、また歩行(踏み込み)時に変形することで自然に体重を内側に誘導するソール構造とすることで、膝の内側への負担を軽減します。
これにより、より多くの人が、快適に、より長く歩行できることを願っています。

ミズノは、社会課題の解決に向けて、様々なパートナーと協力しながら、スポーツ用品開発で培った知見を活かして、人々の健康寿命の延伸に貢献していきます。

サステナビリティレポート