ミズノは快適なスポーツ環境を提供するため人工芝を開発・販売する事業も行っており、その事業を通じて環境保全にも取り組んでいます。

ミズノと株式会社伊藤園は、伊藤園独自の「茶殻リサイクルシステム」を活用した人工芝充填材Field Chip 「Greentea」(フィールドチップ「グリーンティー」)を共同開発し2018年7月から販売しています。
Field Chip「Greentea」は、伊藤園で茶系飲料を製造する際に出る茶殻を再利用しています。茶殻にはお茶の樹木(植物)が吸収した二酸化炭素が蓄えられているため、茶殻をリサイクルしたField Chip「Greentea」により、サッカーグラウンド1面あたりで大気中にある約4.3トンのCO2を削減している計算になります

※ ヤナコHCN コーダー MT-700HCN 型(ヤナコ分析工業㈱製)により炭素量を測定

インテリアとして置けるトレーニンググッズ「ミズノヘルシーインテリア」シリーズで、商品配送時の外装箱破損による段ボールの交換をゼロにする取り組みを始めました。

商品には何ら問題がないにも関わらず、商品配送時についた段ボールの傷が原因で、箱不良として商品が返品になっている状況があります。
返品されてきた商品は、新しい段ボールに詰め替え配送をしなおしているため、段ボールの廃棄は増加傾向にありました。
また、返品・再配送の輸送によりCO2排出も余分に発生していました。

そこで実際に通信販売などで商品を購入されている方へ、商品到着時の外装箱について調査※1を行った結果、86%の方が段ボールに「少しの傷・汚れなら気にならない」と回答されました。

※1 2021年10月6日~10月9日の3日間   20~59歳の男女200名 LINEアンケート(ミズノ調べ)

持続可能な社会の実現に向けて、プラスティック資源の循環が求められています。

ミズノでは、株式会社TBMと協力し、廃棄プラスティックフィルムや使用済みペットボトルキャップを再生した素材を、一部の国内生産スポーツアパレルの包装材として使用を開始しました。
2022年6月より順次切り替えを進め、1年間で約104万点のアパレル商品の包装を本リサイクル素材に切り替えます。

一包装あたり約98%の素材が再生素材となり、これによりCO2排出量が年間29.6トン削減できる見込みです。

ミズノは2050年までにカーボンニュートラルの実現を目指しており、今後も環境負荷低減に向けた取り組みを進め、いつまでもスポーツが楽しめる、豊かな地球環境を次世代に引き継ぐことを誓います。

歩くことは健康な暮らしを楽しむための基本の一つと言えます。
いつまでも元気よく歩き続けたいものです。

新潟医療福祉大学 医学博士の大森豪教授によると、日本人女性の約9割は膝の内側に負荷がかかりやすい骨格をしているとのことです。
歩行時に、ひざの内側の、本来はクッションの役割を果たすはずの関節軟骨がすり減ることで骨と骨がぶつかり負担がかかります。
いつまでも元気に歩くためには、この膝の内側への偏りを解消することが重要です。

※2008年厚生労働省データによる

ミズノは、視覚障がい者の方に向けた白杖「ミズノケーンST」を商品化しました。

商品コンセプトは、“持って出かけたくなる白杖”で、ミズノと協力いただいた一般社団法人PLAYERSが共に多様な当事者との対話を通じて設定しました。このコンセプトのもと、ミズノが総合スポーツ用品メーカーとして培ってきた知見と技術を生かし、扱いやすい機能性とスポーティーなデザイン性を追求した白杖が完成しました。
まず今回の開発をまえに、PLAYERSとともに白杖に求められるものについて261名の視覚障がい者の方にアンケートを実施しました。その結果、 “丈夫さ”と“軽さ”が求められていることが分かりました。“丈夫さ”を追求するために、ミズノがゴルフクラブのシャフト開発で培ったカーボン設計・加工技術を活用し、白杖に必要な強度と軽さを実現しました。また一般的な直杖※1と違い、先端に向かって直径が細くなる設計を採用することで一般的な直杖のシャフト重量が約100gであるのに対し、ミズノのシャフトは約70gと軽量化を実現しました。

※1 つなぎ目のない杖

シンガポールはアジアの都市の中でも環境問題への取り組みが熱心な都市の一つとして知られています。その限られた国土の環境を守るため、2019年に、2030年までに廃棄物を30%削減することを目指すと発表しています。
ミズノシンガポールでは、国の機関であるSports Singapore が進めるシューズリサイクルの取り組みに賛同し、スポーツ業界の各ブランドや得意先の方々と共に資源の有効活用を推進しています。

使用しなくなったシューズを集め、Sports Singaporeを通じて、それらを回収・粉砕・加工し、公園のフィットネススペースや陸上トラック等の床材として再利用する活動を推進しています。
Sports Singaporeではこの取り組みを2021年7月から開始しています。※1

※1 2021年度のリサイクル目標:約17万足

ミズノは、布団などから回収したリサイクルダウンを採用した「ダウンジャケット」を販売しています。

ライフスタイルカテゴリーの新製品ダウンジャケットを企画するにあたり、できる限りの環境負荷の低減を検討していました。そんな中、寝具等の製造・販売を行う(株)丸八真綿がダウンをリサイクルされていることを知り、新製品に採用することとなりました。

具体的には、ジャケットの中綿に丸八真綿が布団などから回収、洗浄したリサイクルダウンを80%以上使用しています。丸八真綿が長年に渡り築き上げてきた素材の品質管理プロセスを経て、高品質なダウン素材として生まれ変わっています。

この協業により、不要となった布団の焼却時に発生するCO₂の発生を抑え、環境負荷低減、また循環型社会の構築に貢献したいと考えています。

オーストラリアでは年間1億1,000万足のシューズが生産国から輸入され、その内2,500万足がスポーツシューズです。スポーツシューズの内、リサイクルされているのはわずか1%程度と言われています。

地球環境保護に貢献したい、そんな想いからミズノオーストラリアは、オーストラリアスポーツ用品協会(ASGA:Australian Sporting Goods Association)とスポーツ業界の各ブランドと連携し、Tread Lightly(トレッド・ライトリー)と名付けたリサイクルプログラムに参画しています。

この取り組みは、不要になった使用済みシューズをブランドやメーカーを問わず回収・破砕処理し、再生原料としてリサイクルするものです。再生された原料はトレーニングジムのマット・店舗のフローリング・公園の遊具などの素材として生まれ変わり、廃棄物の削減・環境負荷の低減に貢献しています。
これまでに10万足、32トンを超えるシューズを回収しています。
※2021年9月時点

私たちは、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組みである「国連グローバル・コンパクト」に署名しました。

「国連グローバル・コンパクト」は、1999年に当時の国連事務総長であるコフィー・アナン氏が提唱し、人権の保護、不当な労働の排除、環境への対応、そして腐敗の防止に関わる10の原則を世界各国の参加企業・団体に実践することを求めるものです。

この枠組みに賛同し、サステナビリティ活動をグローバルレベルでさらに加速させ、輝く未来の実現に向けて取り組んでいきます。

国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン
https://www.ungcjn.org/