生物多様性への取り組み
基本的な考え方
スポーツは自然というフィールドがあってこそ成り立ちます。ミズノは、スポーツを楽しめる地球環境を次世代に引き継ぐために、製品のライフサイクル全体で環境への影響を考慮したモノづくりを進めていますが、これらは自然環境や生態系にも密接に関わっている重要な課題と認識しています。当社は「作る前・作るとき・使われる場所・使われた後」の各段階における生物多様性との関係性の整理を進めています。
生物多様性の認識
作る前:原材料と生態系
原材料の調達において、生態系に由来する資源の調達方法によっては生物多様性に負の影響を与える可能性があります。
当社は「持続可能な材料調達方針」を定め、社会や環境に与える影響に配慮した原材料調達を推進しています。これらの取り組みは、生態系への間接的な負荷低減や生物多様性リスクの抑制につながる可能性があると認識しています。
作るとき:水・化学物質と生態系
製造工程における水資源や化学物質の使用は、周辺の生態系に影響を与える可能性があります。
当社では、水使用量の削減や排水管理の適正化、化学物質管理等に取り組んでおり、これらは水域や土壌、生態系への負荷低減と言う観点から、生物多様性とも関連する取り組みであると認識しています。
使われる場所:スポーツフィールドと自然
スポーツは、屋外の競技場やフィールドなどで行われることもあり、自然環境や生態系との接点が生じる可能性があります。
当社では、製品の耐久性向上や安全性への配慮を通じて、過度な消耗や廃棄による環境中への排出を抑制することが、結果として自然環境の負荷低減につながり得ると考えています。
使われた後:製品使用後
使用後の製品は、廃棄やリサイクルの過程を通じて生態系に影響を与える可能性があります。
当社は、製品の長寿命化や資源循環を意識した取り組みを進めており、これらは廃棄物削減を通じた生態系への影響低減につながる可能性があると認識しています。
今後の課題
今後は、製品ライフサイクルの各段階における影響やリスクをより明確に把握するため、調達先や事業拠点を対象とした情報整理を進めるとともに、TNFDなどの国際的な枠組みも参考にしながら、当社に適した管理の在り方を検討していきます。