ライフサイクルを通じた地球環境への責任

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なぜ重要か(重要性の理由)

地球温暖化や廃棄物による汚染など、地球環境はさまざまな問題に直面しています。気候変動による経済活動への影響や、自然災害の増加による生産設備の停止といった影響も懸念されています。世界中の人々が安全に、いきいきとスポーツができる環境を未来につなげるため、ミズノは事業活動における温室効果ガス(GHG)排出量の削減をはじめとした環境負荷の低減や、環境に配慮した製品・サービスの開発と提供が重要だと考えています。

関連するSDGs

アイコン:関連するSDGs

ミズノのリスクと機会

ミズノでは、気候変動、廃棄物、化学物質の3項目について重要課題に設定し、それぞれリスクと機会の分析を進めています。また、生物多様性を含む自然資本への社会的な関心の高まりを受け、社内の理解促進を図っていきます。当社グループの取り組み、および事業・戦略・財務へのインパクトを報告できる体制を構築していきます。

■リスク

  • 気候変動に伴う事業所、店舗、管理施設などへの物理的損害
  • 気候変動によるサプライヤーの操業停止や原材料調達の遅れ
  • 環境規制の強化と対応コストの増加
  • 再生可能エネルギーの導入によるコストの増加
  • 気温の上昇や熱中症のリスク拡大による屋外スポーツの減少
  • 廃棄物の排出増による処理コストの増加
  • 有害化学物質の流出リスク

■機会

  • 省エネルギーの推進、再生可能エネルギーの導入、廃棄物の削減、リサイクルの推進などによるコスト削減
  • 環境配慮型商品、気候変動対応商品の開発・販売による売上の拡大

ミズノ長期環境目標

ミズノは、気候変動の緩和に向けた取り組みを加速させるため2020年8月に長期環境目標を見直し、2050年までにカーボンニュートラルの実現を目指すことを定め、2030年のScope1、2の目標に加え、Scope3の目標を設定し、2021年5月に公開しました。

2050年
カーボンニュートラルの実現を目指す

2030年(温室効果ガス排出量・2018年比)
Scope1,2: 30%削減
Scope3: 50%削減(製品当たり)

主要取り組み指標(KPI)と目標・実績

  • アパレル:環境配慮型商品
    2028年目標:100%(新製品全カテゴリ)
  • フットウエア:環境配慮型商品
    2027年目標:100%(新製品全カテゴリ)
  • 用具:製造工程における材料ロス削減、製造時に使用するエネルギー量削減、副資材削減・簡素化
    2030年目標:30%削減(対2018年比)

詳細はこちらをご参照ください

重要課題へのアプローチ

ミズノの事業活動全体における温室効果ガス排出量のうち、その他の間接的な排出であるScope3の占める割合は約97%です。特に「購入した製品・サービス」が全体の約80%を占めるため、製品を通じた温室効果ガス排出量の削減が重要になってきます。今後も引き続き、温室効果ガス排出量の低減に向けた製品の企画開発を推進します。

主要な取り組み

「ライフサイクルを通じた地球環境への責任」に関連する取り組みは下記をご参照ください。

方針と体制

環境マネジメントシステム

製品における環境影響の緩和

気候変動

水の利用と管理制

有害化学物質の削減

廃棄物の削減

事業活動と環境負荷

今後に向けて

2050年カーボンニュートラル実現に向けて、製造工程の革新や再生可能エネルギーの活用などの取り組みを進めていきます。あわせてリサイクルの推進、廃棄物の削減や水の効率的な利用など環境に配慮した取り組みを加速させていきます。