ステークホルダーエンゲージメント

MENU

ステークホルダーエンゲージメント

「フェアプレー」「フレンドシップ」「ファイティング・スピリット」を大切にし、持続可能な社会の実現と美しい地球環境の保全に貢献するためには、さまざまなステークホルダーとの協力が欠かせません。ミズノは、ステークホルダーからの要請、期待、意見、評価などに対し真摯に耳を傾け、学び、事業活動に反映させていくことが重要だと考えています。

主なステークホルダー

※ 事業への関連性や提起された課題の重要性に基づき選定、対応

ステークホルダー 主なコミュニケーション機会 具体的な対応例
共通 ウェブサイト
Year Book
  • サステナビリティレポートの作成と発行(年1回)。
  • SDGs・サステナビリティ情報も盛り込んだ会社案内「Year Book」を発行(年1回)。
顧客 お客様相談センター
ソーシャル・メディア
  • Web上の書き込みによる間接的な苦情(サイレントカスタマー)へミズノ側から連絡を取り対応するアクティブサポートを実施。
従業員 経営層と従業員との懇親会
労使間協議
  • 社長や経営幹部と従業員が直接対話する場の設定と継続実施。
サプライヤー キャパシティ・ビルディング(年1回開催)
訪問監査・個別対話
  • CSR調達セミナー開催: キャパシティ・ビルディングの取り組みとして、海外に工場を展開する委託先工場を対象に「ミズノCSR調達セミナー」を開催。2022年度は開催できませんでした。
  • 訪問監査(国内): 外国人技能実習生を雇用する工場を対象に、ミズノのCSR担当者が監査員として訪問し、CSR監査を実施。
  • 監査立ち会いによる対話: 新規参入国、主要工場の監査立ち会いにより、法律と現場との乖離や、是正難易度の確認などを実施。クロージングミーティングでは、是正可能なレベルを確認。サプライヤーや現地スタッフにも立ち会ってもらうことで課題を共有。
  • 追跡監査となった工場との対話: 監査でC、Dランクとなった工場とは個別に面談を繰り返し、追跡監査に向けて是正の進捗度合いや状況を細かくチェック。
  • 取引(生産)開始前の対話: 新規で取引を開始する仕入先に対して、個別にCSR調達説明会を実施。ミズノの方針、監査について説明。
  • アパレル調達部門の、主要サプライヤーとの定期会合の際に、当社の国内CSR監査状況と外国人技能実習生の問題について説明。
取引先 全国ミズノ会
方針発表会・懇親会(展示会に合わせて年2回開催)
  • 営業部門だけでなく商品企画担当者も取引先との懇親会に出席し、異なる視点からコミュニケーションを取れるよう対応。
地域コミュニティ 工場説明会(リスクコミュニケーション)(年1回開催)
  • ミズノテクニクス株式会社では、各工場が立地している地域の行政担当者や自治会の方々に対して、工場における環境保全活動について定期的な対話会を実施。
政府 外務省主催イベントに協賛(年1回開催)
  • 外務省主催のグローバルフェスタジャパンに2019年より協賛、イベント会場にブースを出展し、政府機関・他社との意見交換や市域住民とのコミュニケーションを図る。
株主/投資家 株主総会
  • 株主総会招集通知の早期発送や英文招集通知の作成、自社と証券取引所のウェブサイトでの開示。

地域コミュニティとのエンゲージメント

行政との協働による介護予防リーダーの育成

「ながら運動 de ごみ拾い」を通じた地域住民とのコミュニケーション

ミズノが考案した運動プログラム「ながら運動」と「ごみ拾い」を掛け合わせた「ながら運動 de ごみ拾い」の取り組みを大阪府様が進めています。海と海の生き物を守るため、街中や川などさまざまな場所での「ごみ拾い」の活動をより楽しく、継続的な健康づくりにもつながる運動として、大阪府様のホームページでも紹介されています。
また、ミズノでは、大阪府咲洲庁舎周辺のごみ拾い活動など、大阪本社付近で開催されるイベントに参画することで、地域住民の方々とコミュニケーションの機会を図っています。

「ながら運動 de ごみ拾い」ついてはこちらをご参照ください

※ ながら運動とはミズノが考案した運動。運動のために特別なことはせず、日常生活にかくれた運動を発見することで、いつでも・どこでも・その場でできる運動。

サプライヤーとのコミュニケーション

委託先工場で働く労働者の人権や労働安全衛生の確保、工場の環境保全活動推進を含むCSR調達活動を推進するため、生産に関わるサプライヤーや現地スタッフと積極的なコミュニケーションを図っています。監査の際には、フォローアップミーティングを行い、サプライヤーにおける現状の把握と、必要なアドバイスを行っています。

労働組合との協働「グローバル枠組み協定」

委託先工場の労働者の人権保護、労働条件の向上のために協力し合う目的で、2011年に締結した「グローバル枠組み協定」の署名者であるUAゼンセン、ミズノユニオンと2023年2月8日に定期情報交換会を行いました。ミズノからは2022年度のミズノのCSR調達の取り組み実績や懸案事項などについて報告し、UAゼンセンからは労働組合側の関心事項や動きについての情報提供を受けました。

※ 2020年10月1日、ミズノは、2011年に締結していたインダストリオール・グローバルユニオン(I-ALL)との「グローバル枠組み協定」の内容を更新しました。

外部団体への参加状況

サステナビリティに関する外部団体への加盟状況

団体名称 内容 加盟状況
国連グローバル・コンパクト ミズノは、2021年7月に国連グローバル・コンパクトに署名しました。国連グローバル・コンパクトが提唱する4分野(人権、労働、環境、腐敗防止)10原則を支持するとともに、当社の既存の規定と照らし合わせながら、実践していきます。
ロゴ:国連グローバル・コンパクト
Signatory
Apparel and Footwear International RSL Management Group (AFIRM) ミズノは2019年1月、制限化学物質の運用の簡易化と管理の強化を目的に、国際的な制限化学物質リスト管理団体であるAFIRMに加盟しました。AFIRMからの情報を基に、国際基準の制限化学物質リストを作成し、サプライチェーンにおいて製品に残留する化学物質のリスク管理を行っています。また、業界内での情報共有や連携を進め、コンプライアンスの向上を図っていきます。
ロゴ:AFIRM
Member
TCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures) ミズノは、G20の要請を受け金融安定理事会(FSB)により設立された「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD: Task Force on Climate-related Financial Disclosures)」提言への賛同を2022年3月に表明しました。気候変動に関するガバナンスをさらに強化していくとともに、当社の事業におけるリスクと機会の分析に基づいた戦略を検討・策定し、情報開示における透明性を今後さらに高めていきます。
ロゴ:気候関連財務情報開示タスクフォース
賛同

サステナビリティに関する外部団体への参加状況

団体名称 内容
地方創生SDGs官民連携プラットフォーム SDGsの国内実施を促進し、より一層の地方創生につなげることをが目的に内閣府が設置しているプラットフォーム。)広範なステークホルダーとのパートナーシップを深める官民連携の場を機会と捉え参画しています。
関西SDGsプラットフォーム 関西の民間企業、市民社会・NPO・NGO、大学・研究機関、自治体・政府機関といった、多様なアクターが参加するプラットフォーム。開催関西の企業として連携を図るために参画しています。
ユニセフ 子どもの権利とスポーツの原則に賛同 ユニセフ(国連児童基金)と公益財団法人日本ユニセフ協会が2018年に発表した「子どもの権利とスポーツの原則」の趣旨に共鳴し、賛同企業として参画しています。
スポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアム スポーツの力を活用して、持続可能な社会や共生社会の実現に向けて進展している国際的な動向を踏まえながら、スポーツの普及・振興やスポーツを通じた社会課題の解決など、さまざまな活動領域での取り組みを推進。趣旨に賛同し、参画しています。
責任ある外国人労働者受入れプラットフォーム(JP-MIRAI) 外国人労働者の権利保護や生活環境・労働環境の向上のための取り組みや、分科会活動を通じた議論や調査、セミナーやフォーラムの開催を通じた啓発などを行うプラットフォーム。加盟団体と連携を深める目的で参画しています。

団体や国内外の提言機関で役職等を有しているもの

  1. 1. ガバナンス組織において役職を有しているもの
団体名称 役職
一般社団法人日本スポーツ用品工業協会 副会長
関西スポーツ用品工業協同組合 副理事長
公益財団法人ミズノスポーツ振興財団 会長
公益社団法人東納税協会 副会長
  1. 2. プロジェクトまたは委員会に参加しているもの
名称
World Federation of the Sporting Goods Industry (WFSGI) Board Member
  1. 通常の会員資格を超える多額の資金提供を行っているもの

該当なし

  1. 会員資格を戦略的なものとして捉えているもの
団体名称
大阪スポーツ用品卸商業組合
スポーツ用品情報システム研究会
一般社団法人日本ゴルフ用品協会