特定したマテリアリティ

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主要取り組みKPI

マテリアリティの取り組みについて、進捗状況を適切に管理し、年次報告書での情報開示を推進するため、主要取り組み指標(KPI)を策定しています。

「特定したマテリアリティ」に記載する一覧表

マテリアリティ 重要課題 リスク 機会 主要取り組み指標(KPI)と目標・実績
スポーツの持つ多面的な価値への貢献
  • スポーツを通じた心身の健康
  • スポーツを核とした地域コミュニティの発展
  • スポーツを軸とした多様性の推進
  • スポーツ競技者人口の減少
  • 国内スポーツ市場の鈍化
  • スポーツに関する理解やノウハウ、技術、ネットワークを生かしたスポーツの力の価値提供
  • 健康維持・増進につながる製品・サービスの利用者総数(延べ人数)
    2022年度実績:3120万人(目標設定なし)
    2023年度目標:3380万人超(コロナ前の利用者数を超える)
  • スポーツ施設におけるロングパイル人工芝販売面積
    2022年度実績:17万㎡(目標設定なし)
    2023年度目標:20万㎡(対2022年118%)
社会課題解決への貢献
  • 運動機能の維持による健康寿命の延伸
  • 子どもの体力・運動能力の向上
  • ミズノの技術を応用したSDGs貢献
  • 情報化社会の進展などによる、趣味嗜好の多角化
  • 手軽かつ安全に遊べる外遊びの場の減少
  • 独自の運動プログラムの開発・展開・推進
  • スポーツ施設利用による地域の多様なコミュニケーション促進
  • 労働形態の変化による日常生活における身体活動の機会拡大
  • ワーク事業の売上高
    2022年度実績: 97億円
    2025年度目標: 170億円
  • 歩行能力・歩行タイプ分析システム 「Motion DNA(モーション ディーエヌエー)」を通じた社会の健康増進サポート、測定会実施回数
    2022年度実績: 30回
    2023年度目標: 50回
人権を尊重した責任ある調達
  • サプライチェーンマネジメント
  • 海外の新規サプライヤーからの調達による人権・労働安全リスク
  • 新規サプライヤーに対する事前評価の実施による高品質かつ安定的な調達の実現と競争力の拡大
  • エシカル消費に対応した製品・サービスの販売機会の拡大
  • 2022年度に実施した致命的・重大不適合項目の是正率
    2022年度目標/実績:65%/31%
  • 2023年度に実施する致命的・重大不適合項目の是正率
    2023年度目標:65%
ライフサイクルを通じた地球環境への責任
  • 気候変動
  • 有害化学物質の削減
  • 廃棄物の削減
  • 気候変動に伴う事業所、店舗、管理施設などへの物理的損害
  • 気候変動によるサプライヤーの操業停止や原材料調達の遅れ
  • 環境規制の強化と対応コストの増加
  • 再生可能エネルギーの導入によるコストの増加
  • 気温の上昇や熱中症のリスク拡大による屋外スポーツの減少
  • 廃棄物の排出増による処理コストの増加
  • 有害化学物質の流出リスク
  • 省エネルギーの推進、再生可能エネルギーの導入、廃棄物の削減、リサイクルの推進などによるコスト削減
  • 環境配慮型商品、気候変動対応商品の開発・販売による売上の拡大
  • アパレル:環境配慮型商品
    2028年目標:100%(新製品全カテゴリ)
  • フットウエア:環境配慮型商品
    2027年目標:100%(新製品全カテゴリ)
  • 用具:製造工程における材料ロス削減、製造時に使用するエネルギー量削減、副資材削減・簡素化
    2030年目標:30%削減(対2018年比)
責任ある事業慣行
  • コンプライアンス/腐敗防止
  • 知的財産の保護
  • 個人情報の保護
  • 汚職、贈収賄等のコンプライアンス違反
  • 第三者の知的財産権の侵害
  • サイバー犯罪の拡大とサイバーセキュリティ事故
  • ステークホルダーからの信頼構築による持続的な企業価値創造
  • 内部通報窓口の従業員認知度の向上(*d)
    2022年度目標/実績:
    ①ミズノ従業員によるミズノフェアプレーホットライン 100%/未調査※
    ②ハラスメント窓口認知度 100%/90%(アンケート回答者915名)
    2023年度目標:①100%、②100%
※ミズノフェアプレーホットライン窓口認知度については2022年度未調査
安全で高品質な製品への責任
  • 製品の安全と品質の確保
  • 製品に関するコミュニケーション
  • お客様との関わり
  • 新規市場への参入などによる取り扱い製品の多様化やサプライチェーンの複雑化
  • 世界的な化学物質規制強化への対応
  • より柔軟な品質保証体制の構築による迅速な製品投入と販売機会の拡大
  • 各国の法令に基づく安全な製品の生産と販売
  • 多様な勤務体系に応じた品質知識習得の機会創出による人材の育成
  • 品質目標(クレーム返品に関する不良率※)
    22022年度実績:目標達成率
    ①グローバルフットウエアプロダクト本部 140%
    ②グローバルアパレルプロダクト本部 153%
    ③グローバルイクイップメントプロダクト部 106%
    2023年度目標:目標達成率100%
※製造責任の不良返品数を送品数で割って算出し、各部門で定めている目標値と比較したもの。

ミズノに関連する46課題

2015年に重要課題(マテリアリティ)を特定した際に、下記の46課題を抽出しました。これらは当時、ISO26000、SDGs、GRI G4ガイドラインなどの国際的に重要とみなされている基準、また、NGOや調査機関の各種報告書などを参考とし、6つのピラー(柱)の下に自社に関連する課題として整理したものです。
2018年度にマテリアリティを見直した際は、これらの46課題を参考に実施していました。見直しの際は、当社に深く関わる社会課題を整理するとともに、これまでの実績を整理し、社外有識者の提案に従い、当社の強みや、ビジネス領域、提供する社会価値について、経営陣や関連部門の社員と議論を重ね、46課題の中から新マテリアリティを選定しました。2021年度に開示したマテリアリティへの更新のプロセスは、こちらを参照ください。

スポーツの振興 CSR調達 環境
  1. 子どもの体力と運動能力の向上
  2. スポーツを通じた高齢者の健康増進
  3. 学校や地域との協力を通じた地域スポーツの振興
  4. 障がい者スポーツの振興支援
  5. アマチュアスポーツの振興支援
  6. スポーツ指導者の育成
  7. 途上国におけるスポーツ振興支援
  1. 一次サプライヤーにおける環境影響
  2. 一次サプライヤーにおける労働者の処遇
  3. 一次サプライヤーにおけるその他のリスク
  4. 児童労働の禁止・廃絶
  5. 二次/三次サプライヤーにおける環境影響
  6. 二次/三次サプライヤーにおける労働者の処遇
  7. 二次/三次サプライヤーにおけるその他リスクの把握
  8. サプライヤーのキャパシティ・ビルディング
  9. サプライチェーンにおけるCSRの取り組みに関する情報開示および透明性の確保
  10. サプライチェーンにおける結社の自由と団体交渉権
  11. サプライチェーンにおける苦情処理メカニズムの構築
  12. 製品に関するサプライヤー情報の開示
  1. 温室効果ガス排出量の削減
  2. 廃棄物の削減と正しい管理・処理
  3. 人体や環境に有害な化学物質の削減と使用に関する管理
  4. エネルギー使用量の削減
  5. 水使用の効率化および使用に関する管理
  6. 製品の環境負荷低減に向けた研究開発
  7. 製品の環境負荷に関する情報の開示
  8. スポーツイベント開催時の環境への配慮
  9. 使用済み自社製品の回収とリサイクル
公正な事業慣行 製品責任 雇用・人材活用
  1. ガバナンスの強化
  2. コンプライアンスの実践
  3. 内部統制の強化
  4. 腐敗防止
  5. 反競争的行為の防止
  6. 知的財産権の保護
  7. 個人情報保護
  1. 製品の品質管理
  2. 製品の安全な利用に関する消費者への情報提供
  3. 宣伝・広告物の適正化
  4. 製品に関する表示物の適正化
  5. 消費者からの問い合わせ対応
  6. 不良品に関する誠意ある対応
  1. 公正な評価制度
  2. 職場の安全衛生
  3. 多様な働き方の実現
  4. ダイバーシティ
  5. 従業員の賃金と福利厚生