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重要課題
ミズノらしさ・総合力の発揮

基本的な考え方

ミズノは、スポーツが持つ可能性を最大限に生かし、すべての人が心身ともに健康でいきいきと暮らせる社会の実現を目指しています。そのために私たちは、年齢や障がいの有無、居住地などに関係なく、誰もが平等にスポーツを楽しむことができる機会を創出することが重要だと考えています。
しかし、実際にスポーツを「する」ためには、用具や施設だけでなく、チームメイトや指導者といった人的資源も必要です。情報技術の進展により、スポーツ観戦は国内外問わずリアルタイムで楽しめる環境が整いつつありますが、運動する機会に恵まれない人々も依然として多く存在しています。
こうした課題に対し、ミズノはスポーツへのアクセス向上と、地域スポーツ振興への支援活動を展開しています。子どもから高齢者まで幅広い世代に向けた取り組みを通じて、地域社会に根ざした運動機会を創出し、人と人とのつながりやコミュニケーションを育む場を提供しています。
なお、ミズノグループが行うスポーツ振興活動は商業目的で実施することを前提としており、無償でのサービス提供や製品の現物支給は、原則として行っていません。持続可能な形でスポーツを社会に届けることが、私たちの責任であり、強みでもあります。

また、ミズノグループは、海外14の国と地域に事業拠点を構え、グローバルにブランドを展開しています。それぞれの地域においても、地域特性に応じたスポーツ振興活動を継続しており、今後もスポーツの力を通じて、平和で持続可能な社会の実現に貢献していきます。
世界中の人々、そして子どもたちが笑顔になれる未来に向けて、ミズノはこれからも活動の幅を広げていきます。

地域におけるスポーツの振興

ミズノビクトリークリニックの開催

ミズノは、2007年より現役のトップアスリートや、かつて第一線で活躍した OB/OGによる実技指導を行う「ミズノビクトリークリニック」を各地で開催し、スポーツの楽しさを伝えるとともに、地域スポーツの振興に向けた活動を行っています。

クリニック講師には、五輪、世界選手権などをはじめ国内外の競技会で活躍した20競技のアスリート約230人が登録されており、プロの技術や精神を直接伝授するとともに、参加者間の交流を促進する内容となっています。トップクラスの競技者を講師として行う本プログラムは、地域におけるスポーツの振興だけでなく、アスリートに活躍の場を与え、トップスポーツと地域スポーツの融合に寄与するものとなっています。

新型コロナウイルスの影響が続いた 2021年度は52回でしたが、コロナへの対応が徐々に緩和された2022年度は110回、2023年度は107回、2024年度は114回の開催となりました。

2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
開催数(回) 24 52 110 107 114

自治体などとの協働

地域におけるスポーツは、心身の健康増進だけでなく、住民間のコミュニティづくりにも役立っています。公民学それぞれの知見を結集することで、より地域のニーズに即した効果的な活動が可能になります。ミズノは、地方自治体や地域の大学などとの連携を通じて、地域におけるスポーツ振興を推進しています。

スポーツ施設の運営

スポーツを楽しむ機会を創造するためには、地域にスポーツができる「場」があるということも重要です。ミズノは2006年から、全国のスポーツ施設の指定管理事業に参画しています。スポーツ施設の運営管理や、年齢に合わせたプログラムの提供を通じ、地域住民の交流を促進するとともに、地域の一員として、気軽にスポーツに触れ合う機会の創出を支援しています。契約施設は、2025年3月現在で全国175カ所、1,267施設となっています。

画像:年齢に合わせたプログラムの提供

年齢に合わせたプログラムの提供

画像:スポーツに触れ合う機会の創出

スポーツに触れ合う機会の創出

スポーツの楽しさを伝える活動

ミズノでは、「ミスを怒らず、みんなで助け合う」を理念に掲げた学童野球大会「ミズノベースボールドリームカップジュニアトーナメント」を開催しています。

スポーツ界では技量向上のために、時に厳しすぎる指導が子どもたちに行われることもありましたが、この大会を通して、野球というスポーツの楽しさを、純粋に、より多くの子どもたちに感じてもらいたいと考えています。そのために試合中は、指導者、保護者が子どもたちを怒ることを禁止しています。

また、野球のルールでは、交代で一度退いた選手は再度出場することはできませんが、この大会では1人でも多くの子どもたちが出場機会を得られるよう、一度退いても、再度試合に出場できるルールを設けています。さらに、野球をしたことがない子どもたちでも気軽に参加できるよう、ユニフォームがそろっていなくても、参加できるようにしています。用具の準備がないチームには、ミズノから貸し出しも行っています。

2024年には第3回大会が開催され、全国から917チームが参加しました。

画像:ミズノベースボールドリームカップジュニアトーナメント

ミズノベースボールドリームカップジュニアトーナメント

野球・ソフトボールは、プレーヤーだけでなく観客にも感動や興奮をもたらすスポーツです。当社は、こうしたスポーツ文化の価値を将来世代につなぐことを重要な使命と捉え、時代の変化に対応しながら、持続可能なスポーツの普及・振興に取り組んでいます。

野球・ソフトボールが地球にできること

アムステルダムマラソンへの参画

海外でのスポーツ振興活動で代表的なものとして、オランダで開催されるアムステルダムマラソンがあります。この大会は、ミズノが2000年からサポートを続ける大会で、フルマラソン、ハーフマラソン、8kmランとさまざまなカテゴリーが設けられており、参加者それぞれが自身の能力に応じて、ランニングを楽しめるイベントとなっています。

アムステルダムマラソンは毎年10月第3週の日曜日に開催されています。2024年度は、10月20日に開催されました。105を超える国から4.5万人以上のランナーがエントリーし、当社はメインスポンサーとして、会場周辺に2kmにわたるミズノのフラッグを設置しました。また、大会期間中、スタジアムに隣接した販売スタンドを設けて、アパレルやフットウエアの展示・販売を行いました。

この大会の参加者の半分近くはオランダ国外からのランナーとなり、インターナショナルで、かつパン・ヨーロッパの大会である点が、他のレースと大きく違う点です。さまざまなランナーの参加を通じて、地域の活性化とミズノブランドのさらなる認知および浸透を期待し、今後も大会スポンサーを継続していきます。

TCS Amsterdam Marathonの詳細

画像:アムステルダムマラソン2024
画像:アムステルダムマラソン2024
画像:アムステルダムマラソン2024

アムステルダムマラソン2024

当社グループは欧州、米国、オーストラリア、台湾、韓国、中国、その他世界中の国々で子どもから大人まで、また上級者から初心者までがスポーツを楽しめるよう、ランニング、ラグビー、バドミントンなど、さまざまな大会の協賛やスポーツクリニックの開催・協力などを行っています。

スポーツと地域のつながりを通じた社会課題解決型ビジネスの取り組み

PROJECT 179(プロジェクト イチナナキュウ)

ミズノと株式会社コンサドーレは、地域活性化を目的とした連携事業「PROJECT 179(プロジェクト イチナナキュウ)」を2021年8月に開始しました。「PROJECT 179」は、北海道の全179市町村の地域活性化を目的とした事業です。プロジェクトに賛同いただいた企業や団体が購入するミズノ製品の収益の一部を地域活性化策実現のための費用として還元します。

還元施策の一例として、2022年から北海道全域の小学校1年生全員に「PROJECT179」オリジナル文房具を継続的に提供しています。2023年6月には本プロジェクトのトークショーを開催しました。当社は、スポーツと地域のつながりを通じた社会課題解決型ビジネスとして、スポーツの力を活用し、地域の活性化に貢献していきます。

画像:「PROJECT179」ロゴ

「PROJECT179」ロゴ

PROJECT 179

「FC岐阜ウェルビーイングプロジェクト」への参画

ミズノは、FC岐阜が推進する地域活性企画「FC岐阜ウェルビーイングプロジェクト」の理念に賛同し、参画しています。本プロジェクトは、市町村やクラブにゆかりのある企業・学校法人など、業種・業界の垣根を越えた多様な組織や団体との連携により展開される取り組みです。

プロジェクトでは、「健康と福祉」「食」「教育」「防災」「娯楽」の5つのテーマに取り組んでおり、ミズノはその中でも主に「健康と福祉」の分野を担っています。具体的には、子どもの運動能力向上と、働き世代や高齢者の健康増進を2本の柱としてコンテンツを提供し、少子高齢化が進む自治体の社会課題解決に向け、FC岐阜と協働しています。

この活動を起点に、FC岐阜とミズノの協力体制をさらに強化し、約193万人の岐阜県民が心身ともに健やかで、安心して暮らし続けられる持続可能な街づくりに貢献していきます。

画像:FC岐阜ウェルビーイングプロジェクト

FC岐阜とパートナー企業が取組むウェルビーイングプロジェクト

今後の課題

スポーツの振興およびスポーツに関わる人の増大を目的に、「するスポーツ」だけでなく、「みるスポーツ」「ささえるスポーツ」にも応えるための「機会」・「場」・「サービス」を提供し、地域の活性化につながる「歓び、感動、夢」を創出していきます。

また、子どもたちが学校の体育授業やクラブ活動に限らずどこでも気軽に楽しくスポーツを楽しむことができる機会をさらに増やしていくことで、将来のスポーツ人口の維持、増加、さらには健康で豊かな生活が送れる社会の実現に寄与できるよう取り組んでいきます。

また、当社グループは競技スポーツ分野で培った技術や素材も応用し、誰もが楽しく体を動かせる社会、スポーツの力で社会課題の解決に貢献できる世界の実現を目指していきます。