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人事担当役員メッセージ

経営戦略、事業戦略を牽引する成長ドライバーとして人的資本に投資し、
長期的な企業価値向上につなげていきます。

ミズノは、2023年にパーパス、ビジョン、バリューズ※を刷新しました。その中で、特にビジョンとして掲げた「“ええもん”を世界に届け続ける」は、メーカーとしてお客様により優れた商品やサービスを提供していくことだけではなく、広義には人材や企業風土、企業文化も含まれています。言葉自体は新しくないものの、このことをもう一度全従業員と再確認することが、今回改変した大きな理由の一つです。
当社は、サステナビリティ戦略を推進する上で、ESG経営をその基盤と位置付けています。そして、なかでも、既存事業を持続的に成長させながらも、新たな挑戦を進めていくためには「人」の力が重要だと考えています。従業員はコストではなく、未来を創る資本です。当社は、経営戦略と人的資本戦略を一体として考え、人材に対する投資を増やし教育・研修を充実させています。当社の人材がもつ強みをより一層伸ばし、課題のあるところに投資をすることで『人財』が長期的な成長ドライバーとなり、当社の企業価値向上につながっていくと考えています。

ビジョンの浸透や具体的な施策については、海外のグループ会社で採用している人材も対象にしています。ミズノグループ全体で人をつなぎ、「ONE Mizuno」カルチャーを作るために、さまざまな施策を進めています。その一つが従業員エンゲージメントの向上施策です。この施策は双方向のコミュニケーションであることが重要です。誤解されやすいのですが、会社が一方的に何かを提供することがエンゲージメントではありません。会社が働きやすい環境や制度を整え、教育・研修の実施や、活躍できる機会を提供することで、従業員一人ひとりが働き甲斐を持って成長できます。その結果、組織として最大のパフォーマンスが発揮され、会社への貢献につながると考えています。

また、2022年11月に完成したイノベーションセンター「MIZUNO ENGINE(ミズノエンジン)」の効果で、採用活動にも良い影響が出ています。開発系人材の採用が活発になり、これまでご縁のなかった大学からの志望者も増え、より幅広い人材が集まるようになっています。今後は、研究職の採用人数も一層充実させていく予定です。
足元では新卒と同数のキャリア人材を採用しています。バックボーンや国籍などが多様でないとイノベーションは起きません。例えば、日本で野球をしていた人だけを集めてもアイデアはその範疇から出ていきません。外国籍の人も、スポーツをしていない人も積極的に採用しており、そういう人たちがぶつかり合って、シナジー効果が生まれることを期待しています。
当社は離職率が低いのですが、転職した方もミズノがよいと言ってくださることが多いため、今後は再雇用制度も整えていきます。私は、就業期間の長さに関わらず、ミズノで働いたことがある全ての人がミズノで働いたことを誇りに思えるような会社にしていきたいと思っています。そのためにも、人的資本への投資を一層強化し、長期的な企業価値の創出を目指してまいります。
人的資本への投資は、目に見える成果だけでなく、企業の未来を形づくる礎です。持続的な成長と価値創造に向けて、これからも人に寄り添い、人とともに進化していきます。

※PVVについて、詳細は「ミズノのパーパス、ビジョン、バリューズ」をご参照ください。

ミズノ株式会社 執行役員

(グローバル人事総務部、営業統括部、専門店営業部、ナショナルチェーン営業部、法人営業部)

渡辺剛