人的資本経営

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なぜ重要か(重要性の理由)

ミズノが世界に“ええもん”を届け続けるためには、イノベーションの創出が不可欠です。そのために、当社は人的資本経営を推進することで世界に唯一無二の価値をステークホルダーに提供します。当社の人的資本経営は、従業員を単なる“資源”(Human Resource)としてではなく、“資本”(Human Capital)として価値を生み出す核心要素と位置づけています。この視点に基づき、ミズノは全ステークホルダーとのボーダレスな関係構築を目指し、従業員一人ひとりの「個」の自立と成長に焦点を当てています。

また、個だけではなく、個を掛け合わす、組織全体のエンゲージメントはとりわけ重要です。従業員一人ひとりが働きがいを持って価値を創造するために組織活性化施策を講じています。

関連するSDGs

アイコン:関連するSDGs

ミズノのリスクと機会

労働人口の減少により、優秀な人材の確保が年々難しくなっています。特に、AIやデータサイエンスなどの専門知識やノウハウを保有する人材の獲得は、労働市場での競争が激化しています。効率化や自動化のための技術革新は目覚ましい進歩を遂げており、人材への適切な投資を怠れば生産性は低下し、業績や競争力の低下を招くリスクがあります。多様な価値観をもった人材を採用し、多様な働き方や働きがいのある環境を実現することで、イノベーションを創出していきます。

■リスク

  • 労働人口の減少
  • 技術革新によるさまざまな環境変化

■機会

  • 活躍の場所の提供
  • 多様な働き方・多様な価値観

主要取り組み指標(KPI)と目標・実績

指標 2023年度実績 2024年度目標 所管部門
  • 女性管理職比率
7.6% 2025年度:10% グローバル人事総務部
  • 管理職における中途入社者比率
12.1% 2025年度:20% グローバル人事総務部

重要課題へのアプローチ

人材を資本として適切に投資・管理することにより、代替不可能な価値を生み出し、結果として企業価値の向上と利益の増加を実現します。これにより、企業経営の好循環が生まれ、持続可能な成長が促されます。

個の自立と成長に向けて、三つの主要な取り組みを進めています。

  1. 人材への投資: 人のつながりを尊重し、個々の従業員が自己実現できる環境を整えます。
  2. 個の自立支援: 自己決定能力と自立を促す支援策を提供し、従業員が自らのキャリアパスを築けるよう助けます。
  3. 個の成長と活用: 従業員の個性と能力を最大限に活用し、継続的な教育と成長機会を提供します。

また、組織活性化施策として、グローバルにおける全社での従業員エンゲージメントサーベイを実施しています。

当社はこれらの戦略をさらに加速し、持続可能な企業価値の創造を目指します。

従業員エンゲージメントについて詳細はこちらをご参照ください

主要な取り組み

「人的資本経営」に関連する取り組みは下記をご参照ください

労働慣行

人材の開発と育成

ダイバーシティの推進

健康増進の取り組み

労働安全衛生

今後に向けて

VUCAといわれる時代の中で、変化が激しく、先を見通すことが難しくなっている現在では、製品やサービスによる差別化が難しくなってきています。そのような環境下でミズノが競争優位性を発揮するためには、「人」が担う役割がますます重要になってきています。

当社は、今後も企業価値の向上に貢献できる仕組みや制度、風土を醸成していきます。会社が変革を遂げ、成長するためには、従業員一人ひとりの成長が不可欠です。全ての従業員が自らの能力を最大限に発揮し、企業の発展に貢献できる環境をさらに整えていきます。